2011年11月26日

ORiBIKE SURPAZ(サーパス)CR3.0をクローズアップ

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前回の「ORiBIKE SURPAZ CR87」と「ORiBIKE SURPAZ CR1.0」に続いて、最後の今日は「ORiBIKE SURPAZ CR3.0」のクローズアップです。

取りを務めるのが最廉価モデルの「ORiBIKE SURPAZ CR3.0」というのは、その可能性というか、発展性にあるからです。

まあ、ぶっちゃけ一番後発に出たモデルという事もあるのですがね。

で、まず第一に安い!!お買い得ですよ、そこの奥さん!!といっても30万をちょっと切っているだけの28万ですが、すっかり前の2グレードの価格に麻痺しているので、20万円台というだけで、手が届きそうな錯覚を覚えます。

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決して安い金額ではありません。ミドルクラスのロードレーサーやハイグレードなマウンテンバイクが買える金額です。(って、さっきは安いって言っていたのに)

それでも、昨今のBD-1やブロンプトンの価格を考えると、あと”一歩的”な魔力的な吸引力を持った価格帯でもあります。

しかし、その差を埋めるフルカーボンというフレームの価値に評価が分かれる所です。

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金属フレームのBD-1やブロンプトンそれにアルミのOriBikeなどは、それなりにメンテナンスを行っていれば、ほぼ一生もの。使用環境にもよりますが、もの持ちが除ければ子や孫の代まで乗り継ぐ事ができる代物です。しかし、カーボン製フレームはそういう訳にはいきません。

そう、カーボンには「賞味期限」があるからです。プロのレーサーでは無いので「賞味期限」では無く「消費期限」だったとしても、その寿命は10年そこそこというのは通説です。

10年という歳月は冷蔵庫やテレビなどの耐久消費財と考えれば、それほど目くじらを立てるような寿命ではありませんが、自転車というアナログな金属機械として見ると、あまりに短すぎると感じる側面もあります。

まあ、そんな事を言っていたら、昨今主流のカーボンフレームのロードバイクなど買えなくなりますが...。

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閑話休題、、わたくしがこの「ORiBIKE SURPAZ CR3.0」を3兄弟の中でも最も高く評価している...というか気に入っている理由が前に述べた価格設定にある事なのです。

ただ、「安い」という事だけに目が行っている訳ではありません。この最安値の価格を生み出す根拠が、まずフロントをシングルにし、続いてコンポーネンツのグレードを下げている事なのです。「SURPAZ CR87」の「SRAM FORCE」や「SURPAZ CR1.0」の「SRAM RED」に対して、「SURPAZ CR3.0」は「SRAM RIVAL」を中心としたOEMパーツで仕上がっています。

SRAMのコンポーネンツに関してはこちらを参照してください→SRAMオフィシャルサイト

上位の2つのグレードがシマノのコンポで比較するとことの「DURA-ACE」と「ULTEGRA」に該当するとすると、この「SRAM RIVAL」は「105」あたりに位置するグレードだと思います。もっとも、それが用いられているのはリアディレーラーのみで、あとはみなOEMパーツなのですが。

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しかし、これが良い。わたくし的には、このコストダウンが高く評価するポイントなのです。

フレームセット単体で存在しない「ORiBIKE SURPAZ」では、いずれにしてもコンポーネンツやパーツの入れ替えは必須といって良いほど出てくる課題です。

ならば、最初に付いているパーツ類はできるだけグレードの低いものが良い。極端な例を言えば、フレームと、まあホイール以外はほとんど棄ててしまう事もありうるパーツだからです。

シマノやカンパならいざ知らず、SRAMのコンポのリセールバリューはに等しいですから。それでも、FSAのOEMパーツを各所に使用している点で助けられます。こちらは、そこそこ値が付くパーツですから。

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冒頭で書いた「発展性」とはまさにこの一点に尽きます。そして最後は車体の色!!カーボン素材を生地を生かしたマットブラック。この落ちついたモノトーンのシルエットは他の兄弟とは一線を画すイメージを漂わせています。

各部の詳細は他の2台でほど紹介し尽くしているので、ここではほとんどを割愛します。

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ORiBIKE SURPAZ CR3.0のチェーンホイールはシングルですが、53Tしかありません。アルミのORi bike M10の56Tよりも3つ歯が少ないです。20インチホイールのSURPAZでは、この歯数がちょうどバランスが良いのでしょうか。

ロード系のパーツがそのままアッセンブルできるので余計な手間が省ける訳ですが、どうなんでしょう。

と、いいつつ貧脚なわたくしのロードは50-39Tコンパクトクランクを履いているのですけどね。

ちなみにカセットスプロケはSRAM PG-1070 11-28Tの10速です。フロントシングルなので、このワイドレシオは必要かもしれません。

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3兄弟の中で一見地味な印象の末っ子ですが、マットブラックに赤のラインがしっかりと個性を主張し、そしてコンポやパーツの交換によって兄すら越える可能性を秘めたグレードと言えるかも知れません。

ORiBIKE SURPAZ CR3.0

は、そんな奴です。

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折り畳み時の画像です。

さて、ORibike本国のサイトには、このORiBIKE SURPAZ CR3.0の下位にまだ「ORiBIKE SURPAZ AR9」という弟らしき存在が確認されます。

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この「ORiBAIKE SURPAZ AR9」は、外見こそSURPAZシリーズと同じですが、実は6061番台のアルミフレームモデルなのです。

しかもコンポはここに来て日本のシマノのSORAを中心とした上で、フロントはダブルですが、なぜかリアは9速の18段変速。そして重さは10.2kg。ちょっと異母兄弟的な存在ですね。

これは今のところ日本未導入です。価格的にはそれでも20万前後はするでしょうとの事。(金澤社長談)

ただ、走り的には16インチ・ORibikeよりも良いと思いますし、よりロングライド指向でもしかしたらカーボンフレームモデルよりも需要があるかも知れません。アルミフレームなので乗り心地はカーボンよりも硬くなりますが、いろいろと旅の荷物を背負わせるには、気兼ねする事がなくなります。

ORiBIKE SURPAZ全体に言える事ですが、もう少し落ちついたカラーの展開を臨みます。モノトーン。シルバー系やホワイト系など。このアルミモデルの「ORiBIKE SURPAZ AR9」なら、そういったカラーラインナップも実現しそうな気がするのですが。

いかがでしょうか?


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posted by 太泉八雲 at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ORi Bike SURPAZ
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