2011年11月28日
ぶらり、佐倉の新酒祭りポタ「甲子正宗」飯沼本家へ行ってきました
先日の房総ポタでお世話になった、印旛沼にお住まいの愚兵衛さんから、千葉県印旛郡酒々井町の「甲子正宗」で知られる飯沼本家の”新酒まつり”をからめた新酒ポタのお誘いを受けて、これは是非にと行ってまいりました。
ORi BikeM10を担いで電車を乗り継ぎ、日暮里駅から京成電鉄に乗り換えて佐倉を目指します。京成電鉄に乗るのは実に20年ぶりくらいか、さらに日暮里駅から乗るのは初めて。成田方面行きの新しいホームでは、新型特急AE型「スカイライナー」を初めて目にすることができました。
わたくしが乗るのはこの次の列車。同じく「特急」ですが、特急券のいらない特急で、まあ「快速急行」的な位置付けだと思います。「特急」とは行ってもロングシートの通勤列車。しかも、やってきたのは古い3600系でちょっとがっくし...。
停車駅が少ない事もあって、1時間弱で佐倉駅の次の大佐倉駅に到着。佐倉市の玄関口である大きな佐倉駅の次の駅なのに、極めて素朴な駅にびっくり。まあ、そういう地域に来たという事です。
愚兵衛さんに到着の一報を入れ、ORi BikeM10を組み立てて皆さんを待ちます。
しばらくして愚兵衛さん一行が到着。
あれれ?2台だけ?そう、当初地元の小径車メンバーで6人ほど集まる予定だったのですが、皆さん都合がつかず、本日の参加者はわたくしを含めて3人なのでした。
しかも、お二人はロード...。わたくしはORi Bike...。
とりあえず出発。先頭はナビゲーターの愚兵衛さん。後ろを今回初めてお会いするjoypapaさんに挟まれて、里道を走ってまずは史跡”本佐倉城”を目指します。
本佐倉城(もとさくらじょう)はその名のとおり、江戸時代に整備された佐倉藩の「佐倉城」以前にこの地を支配していた千葉氏の城で室町時代から戦国時代にかけての典型的な山城です。
江戸時代の「一国一城令」によって破却されたうえ、城下町は現在の酒々井町中心部付近に移転された為に、城址の周囲には何もなく、地形のみが残っている状態でした。訪れる人も少なく、とりあえずの史跡といった感じ。観光地化も望めないので教育委員会の予算で辛うじて整備されている状態でした。
天然の要害である事は縄張りからも良くわかりましたが、とりあえず....的な作り物もありました。予算の関係かそれとも城を大きく見せようとしているのか、まるで矢避けにすらならない小振りな板。まあ、かろうじて戦国期の古城は演出されていましたが...。
さて、本佐倉城を後にして次は酒々井町の由来にもなった「酒の井の碑」を目指します。
途中、ダートがあるので自転車を押して進みました。
田園地帯を抜け、住宅地に囲まれた円福院神宮寺の境内に設ある「酒の井」に到着。その昔、孝行息子が病気の親父に酒を買いたかったものの、お金がなく途方に暮れていたところ、お酒の涌く井戸を見つけたという言い伝えが残る井戸なのです。
現在は枯渇して(笑)お酒はおろか水も湧いていません。ボタンを押すと仕掛けで水は出てきます。
そして、いよいよ”本物の酒”を目指して飯沼本家へと走り出します。
幹線道路を避けて、山里を抜ける道を選んだために、またもやダート。楽しく、気持ちの良いコースではありますが、これはマウンテンバイクが必要かな?
小丘を登ると、白壁土蔵に高い煙突が見えてきました。
飯沼本家です。実はここは初めてでは無いのですが、以前に来たのも10年ほど前です。しかも休日の早朝だったので店も開いておらず、ここのお酒はまだ飲んだ事がありませんでした。
自転車を3台まとめて施錠し、いざ!!新酒へ。
ものすごい盛況ぶりでした。地元最大のイベントといっても過言ではありません。警察が交通整理をしているくらいですから。(飲酒運転の取締も兼ねていると思われる)
肝心の新酒の試飲は整理券制で、午前の部はすでに終了。午後の部は12:30からとの事。
とりあえず、整理券をもらって酒蔵内をぶらぶら。
会場内は朝市の様相で、いろいろな食材が売っていました。しかも安い!!
自転車では無く、車で来ていたらいろいろ買い込んでいましたよ。
ふと見ると甘酒が無料配布されていたので、列に並んでゲット。
紙コップの半分ほどでしたが、いや〜ウマイ。
ちょっと早いですが、お昼は五目おこわと豚汁。
地酒もちゃんとゲット。無濾過原酒の新酒ではなく火入れされた普通の純米酒を買いました。
自宅に無濾過系のお酒のストックがあり、熱燗で飲めるお酒が切れていたからです。
午後の新酒試飲まで時間があるので、近くのハーブ園「しすいハーブガーデン・ハーブの丘」までちょいポタをしました。東関東自動車道を越えて反対側の丘陵地帯にあります。
その後再び飯沼本家にもどり、なんとかお猪口一杯分程度の新酒にありつけ、ここで解散となりました。
愚兵衛さんとjoypapaさんは印旛沼方面へ長い道のり、わたくしは酒蔵の最寄り駅である南酒々井駅から総武本線で帰路に付きました。
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この記事へのトラックバック
出社じゃなければ、行きたかったなあ。
家から酒々井は20kmもないんですけど、あまり行ったことないんだなあ。
まあ、ポタリングとはいっても10kmくらいしか走っていないのですけどね。押して歩いた距離も結構あるし。
印旛エリアは楽しいですね。また走りましょう。
こんにちわ。
http://wanderess.snailslow.com/2011/11/blog-post_11.html
> http://www.everytrail.com/view_trip.php?trip_id=1355785
> https://picasaweb.google.com/104469548773125644774/20111109#
お役に立てるかどうか判りませんが、このあたりはどうでしょうか、