折り畳み小径車用にクイック脱着可能なビンディングペダルを探して、足かけ数年。やっと見つけたシマノのクリートに対応した脱着式ビンディングペダルがWELLGO(ウェルゴ)というメーカーから発売されたQRD-W01というモデルです。
詳細は前回の記事を見ていただくとして、昨年アメリカで先行発売されたこのペダルの日本国内発売記念として、フラットペダルとの限定セット販売が行われていました。
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で、いっしょについてきたフラットペダルですが、単なる「おまけ」的な安っぽい代物ではありません。
もともとこのQRD(Quick Release Device)シリーズの看板モデルとも言える、QRD-M079というアルミ削りだしの軽量フラットペダルなのです。
こんな布の袋に入っています。ちょっと「THOMSON」みたいですね。
アルミ削りだしで質感も申し分なし。
シールドベアリングでペダリングも滑らかです。
WELLGO(ウェルゴ)独自の脱着システムQRD(Quick Release Device)です。
クランクへの取付は8mmのアーレンキーかモンキースパナで行います。ペダルレンチは使えないので注意です。
まあ、アーレンキー(六角レンチ)なら大抵の人が持っていますから大丈夫ですね。
さて、このWELLGO(ウェルゴ)のQRDは三ヶ島製作所のEzyシステムに比べると、非常にシンプルな構造をしています。
三ヶ島製作所のEzyは、ガス管のカプラーと同じ構造で、ゴムパッキンなども含めて部品点数は多いので、脱着も確実感がありますが、WELLGO(ウェルゴ)のQRDも部品精度が良いのか、ガタツキはありません。
ただし、バネで可動するツメ部分がちょっとスムーズではないかな。
ペダルを外す時よりも、装着する際になかなか一発でカチンッとは行きません。一発で決まる時もありますが、基本的には外す時と同じように赤いリリースレバーを持ち上げて装着する感じです。
このバネの可動部分には定期的にオイルを噴いておきます。
重さは、344g。
ORi Bikeに標準装備であった折り畳み式ペダルと比べると、約80gほど軽くなります。
靴底もしっかりとホールドしてくれて、フラットペダルとしても優れた製品でした。
この記事を書いている時に知ったのですが、今回日本発売となったSPDクリート対応のMTB用ビンディングペダルと一緒に、ロードバイク用の脱着式ビンディングペダルQRD-R096Bも同時に発売になりました。
ただしこちらは、シマノのSPD-SLでは無くLOOKの「KEO」対応となります。残念。
と言うか、シマノで脱着式ペダルを造らないのでしょうかね。
その前に三ヶ島製作所もガンバレ!!
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なっているとはメチャお買い得感ありますね。
これだと乗り方によって使い分け出来て便利ですね。
私も欲しいけど今のクリートがTIMEなんですよね。
クリート規格が統一されるといいのにな〜。
アタッチメントか、ビンディング部分のパーツ交換で各社のクリートが対応できるようになると良いのですけど。
ステキです。
シマノのSPDシステムは、意外に昔に登場してまして、既にそのシステムのPATは切れていて、互換性モデルを創ることが、可能なんですが、SPDーSLシステムのPATはまだまだ現役の様で、互換性モデルを創ることが、出来ません。
そこで、出て来たのが、PAT消化済みで、使用率が次に高いLOOK KEOシリーズとなった…と、聞きますが。
残念ながら、SPDーSLの互換機はまだ先のようですね。
しかしながら、シマノシューズでもKEO系クリートで行けそうですが。
色々な遊び方が出来る様に、メーカーも知恵を絞らないといけませんね。
なるほどSPDの特許の問題があったのですね。SPDーSLの互換モデルが登場するのはもっと先ですか。
う〜ん。なら三ヶ島にこそSPD互換モデルを造ってほしいものです。なぜ独自規格なのでしょうね?
造りはウェルゴよりも三ヶ島の方がしっかりとしています。