今年の年末年始も奈良で過ごします。
奈良と大阪の地酒制覇も今回で完了させる予定。
さて、昨日28日の夜は仕事納めの後、ライドシェアサイト「のってこ」ですっかりお馴染みとなった実家が京都の方の車に合流して京都入りしました。
今回は大きな荷物を宅急便で宿に送りましたが、それでも初日に必要なカメラ、資料、日本酒を積むリュック等々、ORi BikeM10と共に結構な荷物なので、高速バスは使えません。
帰省ラッシュのピークは29日の夜からという事で、助手席でうたた寝をしている間に、気がつくと京都駅に到着していました。
時刻は深夜1時・・・・
始発まで五時間もありますよ。春・夏の時は京都駅の連絡通路で、ホームレスの方々と混じって寝て始発を待った事もありましたが、今は冬です。いくら高機能ウェアをレイア−コーディネートで五枚も着ているとは言え、寒い。芯から寒い。。
仕方なく、予想外の出費となりましたが、駅前にあるマンガ喫茶の門をたたく事に。
が、個室はすべて満室。2軒ある内、2軒とも....撃沈orz
やむおえず、イス席で待つことに。いろいろ動き廻っている内に残り3時間になっていたので、3時間コース・850円で済みました。
明るい室内に、J-POPが流れていて、とてもじゃないが仮眠できる状態では無く、しかも30分と立たないうちに、部屋は満室に。判断があと一歩遅かったら完全にアウトでした。
ほとんど寝ることもできず、3時間が経ったので店を出ることに。まだ京都は真っ暗です。
改札を済まし、JR奈良線のホームへ。すでに始発の列車(しかも快速列車の転換クロス席車両)が止まっていましたが、出発5分前になるまで入れてくれません。寒風の中で10分以上待たされました。まったくあきれましたね。
しかも、車内は暖房もシートヒーターもオフ状態、かつドアは開けっ放し。半自動のドアにもかかわらずです。
もう、電車の中で震えていました。ありえません。
さらにおどろく事に、列車が動き出しても一向に暖房を入れる気配が無いのです。
京都駅から木津までの1時間弱の間、ずっと車内で震えていました。
木津からは学園都市線(片町線)に乗換です。学園都市線はすべて新型車両に置き換わっていました。
車内は暖房が入れられ、ドアはすべて手動開閉になっていました。
ようやく暖がある中で、寝ることができる...と思ったものの、朝日が昇り始めて、しかも快速列車なので、当初降りる予定だった津田駅は停車しない、という事でその手前の長尾駅で後続の各駅停車に乗り換える事に。
しかし、よくよく地図を見ていると、この長尾駅から最初に訪れる予定の枚方市穂谷にある重村酒造場までは逆に近い事がわかり、ここからオリバイクで今日最初のランとなりました。
とりあえず、冷え切った体を温める為に駅前のコンビニでカップラーメンをすすって、さあ出発。小さな丘を2つばかり越しますが、今回はビンディングで参じたので、もうアップダウンも快適です。ペダリングのロスが無いっていうのは、これほど早くかつ楽に走れるものかとあらためて、変えてよかったSPD。
肌を切るような冷え切った早朝の丘陵地帯を走って、うっすら汗をかき始めた中で、最後に待っていたのは穂谷の里へのひたすら上り坂。32Tのローギアでなんとかヒルクライムの末に穂谷に到着。距離にして約5km。時刻は8時。販売事務所の開店時刻は、昨日電話で伺ったところ「朝は9:00から」との事だったの時間つぶしの為に穂谷の集落内を歩く事に。
それでも30分くらいで1周して戻ってきてしまった。
が、そこで待っていたのは蔵のおじさんでした。
「探したよ〜!!」
「え〜?、電話では9時からだって」
「駐車場みたら自転車が止まっていたからさ、うちらもっと朝早いの。お客さんが来たらすぐ開けるよ。9時に開けたって誰も来ない日もあるからさ」
ちょっと感動。冷え切った体に暖のとってある事務所内は天国。
そこで、その蔵のおじさんと少しの間お話をする事に。
しかし肝心のお酒はほとんど完売。
数少ない中で、折角買いに来た目当ての酒銘「穂谷」の本醸造を一升瓶で購入。小径車ポタリングで初の一升瓶です。だって仕方ないよ、4合瓶が無かったのだから。
まあ、ある程度は予測していましたけど。
この後2軒の酒蔵を廻るのです。まあ、その2軒は隣りの交野市に集まっているので、最初の交野市私部にある山野酒造へは約7km。ほとんど下りになります。
9時に到着。しかし、誰もいない...。販売所は閉まっている。HPでは30日まで営業中と書いてあったのに...で、電話してみると。
「スミマセン!!普段は8:30から開けているんですけど、今日は朝から忙しくて、裏にまわって工場まで来てくれませんか?」
との事。で、無事「交野桜」本醸造をゲット。
続いて、JR河内磐船駅前にある大門酒造までは、2kmもありません。
しかし、ここでも着いたものの、販売店舗は閉まっている模様。年末年始は予期せぬ事が多いな〜、と会社に電話をしてみると、すぐに女性の方が出られました。
で、敷地内の事務所で販売しているので、またまた廻って来てくれと。
当初はこの蔵のメインブランドである「利休梅」を買う予定でしたが、HPにも載っていない、ユニークなラベルのお酒があり、どうやら地元の酒米を使用しているらしいとの事で、こちらをゲット。
そして、日本酒一升(1.8L)を1本、4合(720ml)2本をリクセンカウルのフリーパック・メタに積んで、奈良入りするまでのルート上にある2つの集落・町並みを目指して、再びJR学園都市線(片町線)に輪行。
住道(すみのどう)駅で下車。オリバイクを展開して向かった先は駅から約2kmの場所にある大東市「御領集落」
続いて、約5kmほど下った場所にある東大阪市「角田」集落を撮影して、近鉄東大阪線経由で乗り継いで橿原神宮を目指します。
ここで、なんとか一眠り。下車するのは橿原神宮の2つ手前の「八木西口」駅。
そう、今日から2日間お世話になる奈良県下有数の古い町並みが凝縮して残る、寺内町「今井町」にある宿に寄って、ひとまず重い荷物を預ける為です。
そして、再び出発。
まだ時刻は12時をまわったばかりです。今日はかなり濃い1日ですね。
とりあえず今井町から橿原神宮駅まで約2.6km走って、そこから輪行。
の前に、橿原神宮駅で遅い昼食。
駅内の和食処のランチセット700円。
ごはんのおかわりを含めて、15分でかき込んで列車に飛び込みます。
近鉄東大阪線で藤井寺を目指します。
今日は、自転車を畳んだり、開いたりの作業を早朝から何度も繰り返しています。
藤井寺の目的は最後の大阪の地酒・藤本酒造場の「松花輪」です。
古い町並みも期待していましたが、酒蔵の周辺に見られる程度で、それほど多くは残っていませんでした。しかもその大半は酒蔵です。お酒も無事ゲット。
これで大阪の地酒を制覇しました!!(自醸に限る)
そしてだいぶ日も傾いてきたので、今日はこれまで。再び橿原市今井町の宿を目指します。
兼ねてより憧れだった「今井町」滞在。
3年前にオープンした町家民宿「嘉雲亭」
しかも、年内の宿泊客はわたくし一人だけ。つまり...町家一軒貸切。
スバラC〜!!
滞在しないと、夜の今井町もなかなか歩く事はできませんからね。
ただし、一つ問題があるとすれば、まだインターネット環境が無いという事くらいでしょうか?
まあ、あるにこした事はないですが、無くてもね。
でも、まあブログの更新とか調べごととか、いろいろあるので近くのマクドナルドにお邪魔して書き込んでいます。
なので、返信はかなり遅れます。
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