2012年01月25日
MAVIC Ksyrium Elite (マビック・キシリウム エリート)を履いて走ってみたその後
うちのレオ号(OPERA LEONARDO)にマビックのキシリウム・エリートを履かせてから約一ヶ月。
まあ...寒かったり、雨が降ったり、年末年始旅行があったり...と忙しくも、ロードに乗る機会も少ない日々が続いていましたが、レオ号の普段履きになっているのがキシリウム・エリートであるので、普段のチョイ乗りでその走りの感覚を感じています。
そこで感じるのは、カンパニョーロのユーラスに比べてダイレクトに感じる性能差が少ないという事。「こ、これは!!」と言うような大きな感動が無いのですよ。
まあ、値段だけあって「決して悪いホイールではないのだけど....」
と言うような、半ばプラシーボ効果のような錯覚でしょうか?
なにより、漕ぎ出しが重い。伸びない。
漕ぎ出しから軽く、グイグイと伸びていく感動を味わったカンパニョーロのユーラスに比べると、入門クラスのロードバイクに標準で履かれている”撒き餌ホイール”ことシマノのWH-R500クラスとそんなに変わらないのではないか。という疑問すら沸いてきました。
ある程度速度が乗って来ると、「踏めば踏むほど」進んで行きますが、「踏むのをやめると」一気に速度が落ちてきます。ハッキリいって、巡行性はよくないかも。
と、段々と愛着が薄れてきて、そろそろ見切りを着けるかと。
別のホイールを「ポチッ」としてしまいました。
「ポチッ」としたホイールは、キシリウム・エリートと最後まで競合したホイールで、やや値段が高かった為にあきらめたものでしたが、円安の影響(?)と某英国通販ショップの年末割引セールで、冒険するには悪くない価格になっていた為に、ここで一発”試して”みる事にしたのでした。
ところが、先日ちょっと都心に買い物がてらレオ号に乗ってみたのです。
約一ヶ月ほど、まともに乗っていなかったの脚力も落ちている事もあって、それまでのフロントギアをアウターからインナーに落として高ケイデンスで漕いでみたのです。
すると、どうでしょう!!正直「こ、これは!!」というような、新しいインプレッションを身で感じたのです。
あれほど漕ぎが重かったキシリウム・エリートが、軽いギアで高ケイデンスでクルクル漕ぐと、漕げば漕ぐほど加速する。
踏めば踏んだだけ進んで行くではないですか。
ちょっとした登り勾配では、グイグイと背中を押されるように登って行きます。
しかも、もう少し勾配のきつい坂道をダンシングで漕いでいくと、高剛性のエアロスポークもあって、まったくぶれない。
鋭い乗り心地で、乗り手を受け止めグイグイと先へと進んで行くのです。
「こ、これは楽しい!!楽しいホイールだ」
と、感心すると共にこのホイールの魅力を再発見したのですが、すでに「ポチッ」としてしまい、それがとうとう自宅に到着してしまいました。
現在の財政状況で、3本のホイールを所有する余裕はちょっとありません。
「ポチッ」としたときは、もう「キシリウム・エリート」を手放す気持ちでいっぱいでしたから....。
でも、ここで改めて新しくやってきた3本目のホイールと履き比べて、どちらを残すかを決定してみたいと思います。
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