EASTON EA90SLXにコンチネンタルGP4000s(25C)を装着したOPERAレオ号を抱えてマンションのエントランスに出た時に最初に感じたこと。
「なんか...前より軽くね?」
まだ走りでは無く、手に感じた重さがです。
正直最初は錯覚かと思いました。プラシーボ効果かとも。
だって、安い鉄ゲタホイールからの変更ならいざ知らず、同じカテゴリーの前後で2kgを切る高級軽量ホイールのメーカー違いのものを付け替えただけで、重さの違いを感じる事などあるのだろうか。
それが本当なら、私は”人間グラム計”になっていよう。
でも、一応調べたら実際のところEASTON EA90SLXが一番軽いホイールだったのです。
(って言うか昨年の選考時に一通り調べたハズだが)
MAVIC Ksyrium Eliteの重さは(QR込み)フロント766gで、リアが970gで計1,736g
ちなみに
カンパ EURUS 2WAYFITの重さは(QR込み)フロント696gで、リアが956gで計1,682g
とユーラスはキシエリよりも僅かに軽かったのです。そして
EASTON EA90SLXの重さは(QR込み)フロント674gで、リアが860gで計1,534gとだんとつの軽さ。
その差実に約202g。
それで自転車を持った瞬間に軽さを感じたのでしょうか?
↑プチカスタム定番の赤いカラーニップルが標準仕様です。
まあホイールは軽ければ速いというものでもなく、まあヒルクライムには良いですが、わたくしの様にマンションの上階まで階段で担いで自転車を上げ下げする住宅クライマーには軽いに越した事はありません。
あと名誉の為にいっておくと、EA90SLXと比較するのであればMAVICはキシリウムSLとか、カンパであればシャマル・ウルトラクラスが本来の階層となりますね。
で、実際に走り出しました。
「・・・・・・」
「あれ?」
「・・・・・・」
「おお!!」と言うような劇的な違いは感じられません。
と、いうかなんか平凡。クセも無く味も無い。
ふつ〜に出だしから軽く、クルクル回り自然に加速していく感じ?
知らない間に巡行速度に乗っています。
しかしねえ....キシリウム・エリートの何に失望して、このEA90SLXを買ってしまったのかを忘れた訳ではありませんが、あまりの無表情・無個性な走りにちょっと一抹の不安を覚えました。
見た目は平凡ですが、期待した走りも平凡とは...
ペダリングは軽いです。さすがセラミックベアリングです。でも軽くて滑らかすぎるのかな?
ラチェット音はチチチチッととても小さい。これはOK。
中速度からの加速ではキシリウム・エリートはググッ〜〜〜〜〜!!とダイレクトに加速していったのに、このEA90SLXはスワ〜、スワ〜って感じ。
車でいうところのCVTみたいな感覚でしょうか?(私はあの感覚がダメ)
なんか日本車みたい。そこへ行くと、キシリウム・エリートの粘りけのある加速はBMWのような感じかな。(4気筒エンジンのね)
カンパはまあメルセデスかフランス車のような加速かな?
う〜ん。EA90SLXの最大のポイントを評価していいのか、帰ってマイナスに受け止めるのか、少し時間が欲しいところです。
厳しい財政の中、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったこの、一見「ママチャリ」のホイールのようにも見えるデザインの高級ホイールがこんな結果では、親にも合わせる顔がありません。
「う〜ん」
あ?タイヤが良くなかったかも知れない。
ふと、そこへ目が行きました。
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