2012年02月27日

29erMTB ParagonのCrankBrothes(クランクブラザーズ)化計画その壱・[コバルト3]シートピラーを着けてみた

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今日から五夜連続(たぶん)で始まるシリーズは、実は今年に入ってからの買い物では無く、発注自体は昨年末に行ったもので、商品の到着とその取付がしばらく放置されていた結果、今頃になっての紹介となってしまったものでした。

さて、時は遡って昨年末の11月ごろの話し。


わが家の29erMTB GARY FISHER Paragonこと「パラ号」を里子に出すこと(売却)を考えていました。
それは「いつかはオフロードを」と思いつつも、一向にその機会は来ず、乗る頻度が最も少ない自転車になっていたからでした。

ところがイザ「たまには乗ってやるか」と、ちょっとした買い物などに乗って出かけてみると...これが楽しい、実に楽しい自転車なのを再認識させられるに至ったのです。

やはり29erMTBともなるとロードバイクとは設計思想がまるで違います。

おまけに定価ベースで見ると30万クラスのMTBです。ハードテイルでこのグレードですから、見た目からは想像出来ない車体の軽さ。ハイグレードなコンポーネンツに所有欲は今だ衰えません。

手放す理由をあえて考えるとすれば、ズバリ財政的な事情でしょうか?

しかしこの期に及んで少し考えてしまったのです。このMTBが高級モデルだとしても三年落ちの相場を踏まえ、果たしていくらで買い手がつくか....二束三文なら手元に残して置きたい...。
ハッキリいって未練たらたらです。

昨年末に同じような理由に加え車種整理の意味で、折り畳み自転車のFretta号(BD-1のOEM)を手放したのですが、そのすぐ後に今度はこの「パラ号」の売却を検討し始めたのは、2012年度の新しい自転車整備計画にも関係しました。

その計画とは。ロードバイクをもう一台新調する事と、”噂のカーボン折り畳み自転車”の購入を前向きに検討してみたりした、そんな計画があったからです。その資金及び自転車の置き場を捻出する意味もありました。

でも、いろいろと熟慮を重ねた結果この「パラ号」の売却は今のミン○党政権と同じく、とりあえず先送りする事にしたのでした。

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そんな折りに、たまたま海外通販サイトで目にしたバーゲンセールに、それまで予想だにしなかった野望が目を覚ましたのでした。ああ、なんと言うことか。

それは、MTB系のブランドでは知られるCrankBrothes(クランクブラザーズ)のパーツでした。

このCrankBrothes(クランクブラザーズ)は米国のメーカーですが、アルミ合金に対してストイックなまでに軽量化にこだわった結果、カーボンパーツ並みに高価な価格で展開する事で知られています。もちろん、その内容はグレードによって差の開きがありますが、中の上級クラスではそれなりの値段を覚悟しなくてはいけません。

しかしその金額を払う価値は十分にある質感であると、わたくし個人的には思う所存でございまする。

で、そのCrankBrothes(クランクブラザーズ)が安かった。クーポン割引を入れるとかなり安かった。おそらく国内通販価格の七掛けくらい、それ以上であったかも知れません。

そんなものを見せられて、野望が一気に浮上。

その後はあっという間にポチ、ポチッと長い時間は要しませんでした。

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うちの「パラ号」(GARY FISHER Paragon)では、昨年ハンドルバーをCrankBrothes(クランクブラザーズ)の「Cobalt 3」というグレードのものに換装していました。同ブランドはその数字でグレードが分かります。「Cobalt 3」は「3」という数字からも中級から上級グレードに位置するものなのです。

さて、当時はステムとシートポストも同じものに統一しようかと計画していましたが、その価格の高さと同時に、良いタイミング(?)での在庫切れもあって、結局ハンドルバーのみの購入となって、時が経っていたのです。

しかし、今日ここに来て(昨年の話しですが)この「パラ号」の クランクブラザーズ化が一気に現実味を帯び、そしてそれが現実の物となったのでした。


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とりあえず、その第一弾はシートポストです。

グレードはハンドルバーと同じくCobalt 3、7075アルミニウム合金をCNC加工して、「Iron&Black」カラー。

重さはカーボンほどでは無いにしても軽いです。

質感も申し分無し!!

シートポストの高さ目盛りが、エンボス加工となっているのもマニアックなこだわりを感じます。感じませんか?

表面処理も光沢部分とブラスト加工で独特の模様を施しています。

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サドルレール幅が一般的な規格の「それ」よりも若干広くなっているようで、サドルの装着に少し難儀しましたが、無事装着。

しかし、このサドルの装着に燗して、サドルのレールを規定よりも若干押し広げた結果、サドルとレールの接続部分にややストレスが生じてしまったのか、ちょっとサドルからキシミ音のような異音がし始めました。

あきらかに上記箇所のストレスである事を断定したので、サドルを分解してレールとの摩擦部分にグリスを塗り込んで、事態は若干改善されていったのでした。



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posted by 太泉八雲 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 29erGARYFISHER Paragon
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