うちの29er MTBで今は無きゲイリーフィッシャーブランド「Paragon」のカスタマイズの為に年末一括購入大作戦 from UKの第二弾はステムです。
前回のエントリーでも触れましたが、うちの「パラ号」には、過去においてクランクブラザーズのコバルト3というハンドルバーに交換済みでした。ただ、ステムとシートポストまでは当時の財政状況が許さず、とりあえずビジュアル的に第2候補であった、シマノプロの「コリャーク」というブランドのものをお揃いで交換していました。
しかし、いよいよ念願のクランクブラザーズで統一する機会が訪れたのです。
元々の内外価格差に円安と年末割引セールを複合的に組み合わせた結果、定価の半値近い価格で手に入れる事ができたのです。
さて、ハンドルバーやシートポストはクランクブラザーズの中でも「コバルト3」というモデルで統一を目指したのですが、ステムだけは「アイオダイン3」という別モデルを選択したのです。
と、いうのも「コバルト3」にもステムはランナップされているのですが、その機構にちょっと問題がありました。見た目も他に類を見ない独特の形状及び機構に、カラーラインナップも豊富なのですが、いかんせんよろしく無いのが、ハンドルの固定方式です。
同社では「フェイスプレートレス構造」と言うらしいですが、ようはフェイスプレートが存在せずに、横からハンドルバーを差し込む方式なのです。つまり、ステムを交換する際には、一度バーエンド、グリップ、シフトレバー、ブレーキレバー等々を片側だけ全て外さないといけないのですよ。奥さん!!
ええ!?って感じですよね。
すでにステムの長さが決定していて、基本的にずっと固定している場合は良いかもしれませんが、長さがまだまだ未確定の段階において、この方式は考えただけで、気が遠くなります。
詳細は過去にクランクブラザーズのステムをいろいろと検討した記事がありますのでそちらを参照してください。
で、「アイオダイン3」のステムなのです。
以前のステムもまた他に類を見ない構造をしていました。フェイスプレートは外す事ができますが、一般的なそれのボルト方式ではなく、フェイスプレートをスライドさせて取付け、ステム本体にある「ウェッジ・プランジャーシステム」と呼ばれる、クサビでハンドルとステムを固定させるのです。
なので、正面から見た印象は極めて色気がありません。覆面のような印象でした。
しかし、知らない間に行われたモデルチェンジで、ごく普通の4ボルト締め方式に変わっていたのです。
なので、当初懸念していたよりも、見た目がふつ〜になりました。こう見てみると、以前の「スライド式フェイスプレート構造」の方が良く思えてくるから不思議なものです。
色は「コバルト3」とおなじ「Iron」ですが、「アイオダイン3」の方がちょっと濃いような印象を持ちます。気のせいかもしれません。
交換前のステムの長さは、昨年にいろいろと試して導き出した長さである「100mm」でしたが、あいにくこの長さのステムが品切れで、10mm短い「90mm」にしました。これ、元々純正で着いていたステムの長さと同じです。
でも乗った感じ、特に違和感はありませんでした。
どちらかというと、より自転車と一体に近づいたような...って、昨年導き出した寸法があっていなかったという事ではないですか!!まあ、プラシーボ効果かな?う〜ん。これはちょっと様子見。
見た目的には交換前の「コリャークOS・ステム」の無骨さに比べると、だいぶ小振りになりました。しかし独特の設計思想からくるギミックや質感は独特なオーラを発しています。
なんかちょっとエイリアンのようですね。恐るべし、クランクブラザーズ。
あと、そう。フェイスプレートはカーボン製なので、ボルトの締め付けには注意が必要です。
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