一路一会のぶらり、一筆

CrankBrothers Cobalt XCホイール 29er

の為に新しいタイヤを用意しました。

いままでのホイールに履いていていた、ボントレガーのブロックタイヤに変わって今回購入したのはスリックタイヤです。

やはり舗装路にブロックタイヤは走行性や騒音においてあまり相性が良くありません。
今回は日常的に使用に特化したシティライド仕様にします。

ただし、スリックタイヤと言ってもあまり細いのもダメ。うちのParagonはフレームがメガチューブなので、細いタイヤだと見た目に負けてしまい、半端なクロスバイクに見えてしまいます。特にParagonは29erつまり29インチなので、タイヤが細いとよけいクロスバイクに見えてしまうのですね。

まあ、MTBにスリックタイヤを履かせようと思っている時点ですでにクロスバイクと変わらない、というツッコミは置いておきます。



さて、極めてマイナーな29erというカテゴリーのタイヤは非常に選択肢が限られるわけで、有名どころでいうと、シュワルベのマラソンがあります。
ロングツーリングで評価の高いタイヤですが、ただ...あのママチャリのタイヤを太くしたようなブロックパターンはいただけません。

グリーンガード仕様　SCHWALBE／MARATHON　シュワルベ／マラソン　29×1.75

もう少し、戦闘的で無骨で個性的なパターンのタイヤがないかと、いろいろ探していると...

見つけました。見つけちゃいましたよ。



SERFAS DRIFTER CITY (サーファス ドリフターシティ) 29×2.0

というタイヤです。サーファスというあまり聞き慣れないメーカーですが、米国のメーカーでMTB界では知られた存在だそうです。

いや〜リドリー・スコットのSF映画に出てくるメカのような近未来的デザインのタイヤではないですか。

カッコイイ〜！！

一応、MTB界では知られるメーカーなので、ただの見た目だけではありません。

トレッドの中心部には、転がり抵抗を抑え耐久性を高めた硬いコンパウンドラバーをトレッドとケーシングの間に耐パンク素材のプロテクションを配置し、ちゃんとスリックタイヤの使用環境を考え抜いた設計になっています。



組み合わせるチューブは、SCHWALBE シュワルベ 29x1.50/2.35「19番」です。チューブだけシュワルベというのも、ちょっと浮気したような気分ですが、そもそも29erサイズのチューブが出回っていません。



ロードバイクと違って、MTBのタイヤは装着しやすいですね。なんの苦労もありませんでした。

タイヤを装着したあとは、以前のホイールからディスクブレーキのローターを移植します。

向きを間違えないように注意。



そして同じくリアホイールにはカセットスプロケを移植します。

ホイールがだんだんとホイールらしくなってきました。



空気を入れると思ったよりも太くなりました。
指定空気圧は4.5気圧/65psiですが、かなりカチカチになります。

これは走りが軽そうだ。及び硬そうだ。

タイヤの重さは約660gです。前後で1.2kgですね。ロードバイクではちょっと悲鳴の出る重さです。

でも、29erにはバッチリです。

どうです。かっこよくないですか？



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