2012年04月05日

エツミ マーティン・カメラグリップ1とハクバ・カメラグリップLHを買ってみた

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今日は久々に”カメラねた”です。

この「カメラねた」も「男の料理ねた」と並ぶほど、まだまだエントリー数が少ないですが、購入品数こそ自転車関連には足もとにも及ばないものの、投資額で見れば自転車関連に迫るものがあります。

が...まあ、ブログねたは投資額では無く、購入品数が勝負の要。
なのに、圧倒的に数が少ないカメラ関連のアイテムを今日は贅沢に2つ同時に一挙紹介!!
ふつうに考えば、それぞれを独立して2回分のブログが更新できるのですが、今回は比較をテーマにしています。

その比較商品はずばり、ワンハンド・カメラグリップ

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重いデジタル一眼を持ち歩いていると、ショルダーストラップだけではどうも使い勝手が良くありません。

首から一眼レフをぶら下げるのはシーンを選びますし、
片掛では、肩からのずり落ちを抱え、いずれもカメラが無防備な状態になります。

なのでわたくしは、ハンドストラップを好んで使っていました。フィルム時代は。
重い一眼レフカメラだと片方の腕に負担が掛かりますが、ハンドストラップを併用してると、カメラを持ち続ける握力がほとんどいりません。

そして、とっさの瞬時のシューティングにも機敏に対応する事ができます。

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わたくしの愛機はフィルム時代からずっとCanon EOS一筋でした。
そのフィルムEOSの時代はハンドストラップ一体型の交換式グリップがありました。リボルバーのグリップのように、ノーマルのグリップよりも2まわりほど大きく、ハンドストラップが備わっているものでした。

しかし、それはデジタルEOSでは設定がありません。その代わりにグリップ側のストラップフックと三脚穴の2点で装着するシステムを採用した「Canon純正 ハンドストラップ E2」というものがラインナップされています。

これを同じようなものが、サードパーティー製でも数社から販売されています。
大体1,500円前後の価格帯ですが、Canon純正のハンドストラップ E2は、な、なんと!3,800円もするのです。

物はハッキリ言って市販メーカーと同じところでOEM生産されているものと思われます。
なので、ブランド料高すぎですね。

純正信者じゃないので、迷わず社外品をチョイスしました。


しかし、ここで迷ったのがエツミとハクバの2大カメラ用品メーカーから発売されているモデルです。いずれも細部に若干の違いがありますが、仕様・構造はほぼ同じものです。後は価格が若干違います。

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ちょうどわが家には2台のデジタル一眼EOSがあるので、両者を比較する為に両方を買ってみる事にしました。
そして届いたものを見ると、まず一目で両者の質感の違いがわかります。

エツミのカメラグリップ1はマーティンという海外メーカー(台湾?)の製品を輸入販売しているものです。

一方でハクバ・カメラグリップLHの方はおそらく自社製品かと。

で、結論からいうと、エツミ/マーティン・カメラグリップ 1(M-6779)の方が造形も質感も良いのですね。

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なので、エツミ/マーティン・カメラグリップ 1(M-6779)をメイン一眼であるEOS 5D Mark2に装着。

オールメーカー対応汎用品なので、フィッティングは今ひとつで、底のプレートは変に斜めになってしまいますが、グリップ感は非常に良いです。やっぱりワンハンドストラップは良いです。

三脚穴に固定するカメラプレートは、バッテリー部に架かっていますが、簡単に動くので実際にバッテリー交換にはあまり影響しません。

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さて、このカメラグリップを装着すると、ショルダーストラップ用のフック穴が一つ犠牲となってしまうのですが、三脚穴に留める底のプレートにショルダーストラップを増設できるフックが備わっているのです。

これを利用すると、ハンドストラップとショルダーストラップを併用する事が可能となります。
ただし、ショルダーストラップの向きはカメラに対して縦向きになります。

しかし、この縦吊りが想像以上に使い勝手が良いのですよ、奥さん。

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もう一つのハクバ・カメラグリップLHは先のエツミ/マーティン・カメラグリップ 1と値段が数百円しか違わないのに、その質感は2ランクほど低いものでした。

エツミ/マーティンの方は、グリップ部分が本革ですが、ハクバのそれはビニールに近いチープな質感な合成皮革です。

ハクバのカメラグリップはサブ一眼レフのEOS 60Dの方に装着してみました。

手の甲をサポートするハンドストラップ部分はハクバの方がエツミ/マーティンのそれよりも大きいです。
しかし、それも装着感ではあまり大きな違いはありませんでした。

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ただし、両者ともに使い込んでいくと、段々とハンドストラップ部分が馴染んできます。

合成皮革のハクバ・カメラグリップLHはしっかりと手の甲の形を記憶して(というほどでもありませんが)手の出し入れがスムーズになってきます。

一方で、本革のエツミ/マーティン・カメラグリップ 1は肌とフィットするようにしなやかになってきます。

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両者を比較すると、なかなか使い込むほど馴染んできて、甲乙着けがたいですが、やはり革の質感から言うと、エツミ/マーティン・カメラグリップ 1(M-6779)の方に歩があるような気がします。

ちなみに、これ。デジ一眼で動画を手持ちで撮ろうとする場合。このワンハンドストラップがあると無いとでは手ぶれや画面の安定感がまるで違います。この場合、ショルダーストラップも併用します。動画撮影にも強くなるアイテム。


一眼レフカメラにワンハンド・カメラグリップ。いかがですか?




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posted by 太泉八雲 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・撮影機材
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