先日、町並み歩き仲間の万訪さんといっしょに、古いシネレンズをPENに装着して江古田の町を歩きました。
「ぶらり、古いシネレンズを持って東京江古田を歩いてみた」
新たな境地にはまりそうになったのをなんとか自制したものの、あたらめてマイクロフォーサーズの汎用性・発展性を感じ取りました。
これは面白い。
本当に面白いですね。
標準レンズもズイコーで良いのですが、やっぱりもう少し幅広いレンズをこのPEN使ってみたくなりました。PENのノーマルレンズはズイコーで写りはよいのですが、ボケ味とかそっち方面の描写力がちょっと弱い。まあ、素子の大きさが大きさなので仕方がないという面もあるのですが。うちのCanonのレンズ群を使うことができれば面白いし、PENの表現域も上がるかな?と。
でも、そんな事ができるのかな?
しか〜し、ある日の出来事。
ネットショップを徘徊していて、偶然目にしたのがCanonレンズに対応した「マイクロフォーサーズ用EFマウントアダプター」だったのです。いや〜びっくり。やっぱりありますね。
値段もお手頃。おそらく中国かどこかで造っているものでしょう。
Pixcoというメーカーです。
機能によって価格に開きがありますが、とりあえず「お試し」で一番シンプルなものを買ってみました。
まず、標準レンズのOLYMPUS PENです。
で、標準レンズを外して、Pixco EOS EF -マイクロ4/3 アダプターを装着。
なんかワクワクしますね。
Canon EF24-105mm F4L IS USMをつけてみました....。
シブイ。なんかシブイ。マイクロフォーサーズは35mm換算で約2倍なので、48mm-210mmの中望遠レンズになるかんじです。
続いて、コシナ・フォクトレンダー ULTRON 40mm F2 SL2 Aspherical
クローズアップレンズを装着しています。買う前からあまり使わないレンズかな?と思いましたが、意外に活躍しています。
なりは小さいですが、かなりズッシリと重いレンズです。80mmマクロ相当として使える感じかな?シブイ...。
続いて、伝家の宝刀?
コシナ・カール ツァイス Planar T 1.4 50mm ZE
なんかOLYMPUS PEN E-P2と妙にマッチしていますね。というかカール ツァイス Planar Tに引けを取らないボディの質感がさすがOLYMPUS PENです。(実質100mm相当)
最後はちょっとお遊び。Canon EF70-200mm F2.8L USMを装着。
昔、「使い捨てカメラ」というのがあって、正式には「レンズ付きフィルム」とメーカーは言っていましたが、このCanon EF70-200mm F2.8L USMを装着したPENは、まさに「カメラ付き望遠レンズ」って感じですね。
望遠側で400mm相当になります。
さて、今回買った「EOS EF-マイクロ4/3 アダプター」はシンプルモデルなので、EFレンズはピント調整以外の機能が使えません。オートフォーカスは当然使えません。絞りも使えません....え?
PENは本体内に「手ぶれ補正機能」を有しているので、レンズの「手ぶれ補正」が使えなくとも問題は無いのですが、「絞り」が使えないのは盲点でした。考えてみれば、EFレンズは電気信号でEOS本体側で操作するから使えないのですが...。
ちなみに、完全マニュアルのコシナ・レンズはこの限りではありません。
F値が明るいCanon純正レンズ(互換レンズ)を明るい日中に使う場合は、NDフィルターとか必要になりますね。
ちなみにKIPON社製で、絞り対応の「EOS EF-マイクロ4/3 アダプター」が登場しました。値段は結構します。
いかがでしょうか?「EOS EF-マイクロ4/3 アダプター」
まあ、今日もこんな感じで。
3回連続で続いたカメラねたも今日で一段落です。
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