長年の憧れと夢であったORBEA ORCA(2010年モデル)が納車されて今なお感じるこの興奮は、初めて買った高額なロードバイクが納車された時を思い出します。
もともと、昨年末も今年もなかった”この”計画ですが、半ばあきらめて忘れようとしていたものが、ある日突然目の前に表れた事により、悩みに悩んだ末に決断。そしてそれが組まれて完成したものが、今現実に目の前にあるのです。
なにか、運命的なものを感じずにはいられません。
納車2日目は、午後からゲリラ的集中豪雨が予報されているものの、朝はいつもどおり5時台には明るく、絶好の撮影時間である稀少なマジックアワーは陽が水平線から天空へと昇る6時までの約1時間しかありません。
昨日はアルコールを控えたので、今朝はすこぶる調子がいい。
なので、一眼レフやその他撮影道具ををバッグに詰めて、ORCAに跨って稟とした気持ちの良い早朝の町へと繰り出します。
が、その前に定番の重量測定。
あまり活躍の出番が無い軽量デジタル吊りはかりの「Electronic Luggage Scale」です。

撮影の為にフレームの中央から吊り上げていますが、実際この方法だとホリゾンタルフレームでもBMWの様に前後重量比が50:50とは行かず、なかなか安定しません、ましてスローピングフレームでは絶望的に無理です。
なので実際はシートポストかフロントのステム部を支点にして吊り上げます。
しかし、ORBEA ORCA(2010)は見事にフレーム中央(付近)で安定。
おお!!まさにBMWだ〜!!と感嘆の声は上げませんが、感心。優れた設計を実感しました。
納車された状態。キャットアイのサイコン以外はまだ何も着けていない状態で、7.67kgでした。(あ、ドリンクホルダー着けていた)
まあ、納車時に最初に持ち上げた印象は、スペシャのルーベに比べて「普通の重さ(軽さ)だな」と思いましたが、まあ実際に計ってみるとまさに(最新機種並みの)普通の重さでした。ってか軽いですよ。十分に。
カンパ・ユーラス2WAY-FIT のそれほど軽くは無いホイールに25Cサイズのタイヤを履いている状態でこの重さですから、まあ、上々といったところでしょうか?
いずれにしても7kg台というのは、わたくしにとっては感動的な軽さです。
イーストンEA90SLXに履き替えたらもう少し軽く...7kgは切るかもしれませんね。
このORCAは2010年モデルです。先々月に納車されたSPECIALIZED Roubaix SL3 (2012)よりも2年前のモデルになります。そしてわが家の最初のロードバイクであるOPERA LEONARDO (2007)よりも3年後のモデルになります。
この3年間におけるカーボンフレームの進歩を身をもって感じ、さらにその2年後の進化をも同時に並べて比較できる環境を手に入れてしまったのでした。
まあ、その代償は....それほど大したものではありません。
たぶん。
さて。しばらくは、このオルカに関するエントリーが「徐々」に続くかも知れません。
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