2012年05月02日

カンガルー自転車イベント便とオーストリッチ OS-500 トラベルバッグ

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おかげさまで、いつの間にか50万アクセスを越えていました。
このブログ「一路一会のぶらり、一筆」を初めて2年半近くになります。

この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

はじめは日々の出来事や興味を持った物、食べ歩きなどを気ままに綴っていくつもりで始めたこのブログでしたが、いつの間にかその大半が自転車関連の話題となってしまいました。
まあ、その道中には車を手放して、旅行のスタイルや頻度が大きく変化した事も大きく影響しています。

車を所有していた頃は、ローンや保険、駐車場やガソリン代等を含めると、年間80万〜100万近くを車の維持費及び関連費に使っていました。車を手放す事によって、”自由の羽根”は失いましたが、年間に費やしていた膨大なコストが浮くことによって、生活がだいぶ楽になり、また欲しいものがある程度手に入れやすくなりました。

車が無くて不便するのは、時間的な問題、事前予約等の準備に費やす手間の他に、旅行に持って行く荷物の量でしょうか。
いく場所の距離と日数によっては、レンタカーだと不経済になる場合も多く、公共交通機関を使うとなると、膨大な量の旅行荷物を身一つで運ばなくてはなりません。登山用の90Lのリュックだけでは収まり切らず、片手にはバッグやキャリーケースなども。旅先で地酒等を買い歩いた時などは本当に大変です。

これに折り畳み自転車を加えると、重武装の歩兵に匹敵する量の荷物を担いで移動する事になります。総重量30キロ近くになります。
そのような状態で、折り畳み自転車に変わって輪行するのが、フルサイズのロードバイクやMTBにするとなると....大変気が重くなります。

特に、高速夜行バスなどは、自転車の持ち込みが出来ず、これが成立しません。

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そこで考えるのが、自転車を発送するというアイデア。

かつては完成車が7分組みの状態でメーカー(もしくは問屋)からショップに届く”あれ”のように、(1)ダンボールで梱包して送る。(2)小さな引越便、家具扱いの高額料金で送る。(3)破損覚悟で簡易梱包で佐川急便で送る。
くらいしか方法がありませんでした。

そんな中で、ヤマト運輸が日本サイクリング協会と始めた「サイクリングヤマト便」、夢にまで見たサービスでしたが、これがまた結構不評。というか使えません。まあ、その理由はネット上にも、また当ブログの過去のエントリーにも書いてありますが、手続きが面倒な上に、制約が多く、また高額な自転車を守るシステムに無い。そして何より、ヤマト運輸社内での知名度というか周知が行き届いておらず、営業所等でトラブルが多いとか。

それに「自転車を自転車として特別には扱いません」と会社が宣言しているのですから、目も当てられません。

そんな寒すぎる状態の中で、ついに夢にまで見た自転車輸送サービスが登場しました。まあ、このへんも過去のエントリーで書いていますが、西濃運輸のカンガルー自転車イベント便です。

おそらく当初は自転車レース等のイベント対応で同社が始めたサービスだと思われますが、現在はふつうの旅行にも対応しています。田舎や実家だけでなく、宿泊先のホテルや旅館にも送る事ができます。自転車だけでなく手荷物もセット料金でいっしょに送る事ができます。

スバラシー!!

cyclingseino.png

で、ついにこのサービスを受けるための会員登録を行いました。

まあ、会員登録といっても、「自転車イベント便」に限定したものでは無く、西濃運輸のサービス全般を受けるための「マイ セイノー」への会員登録です。ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」のようなもの。

自転車イベント便に話しを絞ると、ネットで予約して自宅まで引取に来てもらいます。もちろん営業所への持ち込みも可。支払いもカードで行えます。

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で、この「カンガルー自転車イベント便」で自転車を送るにも、普通のペラペラな輪行袋で送るにはちょっと勇気がいります。雑に扱われる事はないと思いますが、西濃運輸では専用のダンボールも販売しています。でも、送り先が実家とかなら良いですが、旅館やホテルでそんな巨大なダンボールをどうせい!ちゅうのでしょうか?最終日までですよ。

で、やっぱりしっかりとしたキャリングバッグ。現地で多少コンパクトにまとめられるサイズのもの。

と、いう事で「オーストリッチ OS-500 トラベルバッグ」です。

厚さ10mmのウレタンでプロテクション効果を高め、航空便にも対応しています。
送り状を入れるポケット付き。

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布団マットのように3つ折りになります。でも...結構大きいですよ、これでも。座布団2枚分くらいの大きさはあります。

まあ、これを持っての輪行はありえないですね。
あくまで、現地の宿や家まで直接送る手段にしか使えません。もちろん、発送せずに自分で持って移動する事は全然可能ですよ。

と、まあ。西濃運輸のカンガルー自転車イベント便に登録して、そして発送の為にオーストリッチのOS-500 トラベルバッグまで買い揃えたものの....。送る距離にもよりますが現地到着の2日前には発送が必要。(場所によっては前日でも可)そして、往復割引を受けるためには、到着と発送の場所が同じでなくてはなりません。

つまり、移動しながら旅館を転々と、初日と最終日の宿が違うと往復割引は受けることができません。同一県内、同一市内であったとしてもです。
まあ、帰りも別々に手配する事は可能ですよ。ですが、せめて同一地域内だけでもサービスに融通をきかせてもらいたいな。と思ったりしています。

今回GW後半の休みはギリギリまで分からなかった為に、全てが後手後手に回ってしまいました。
なので今回は「カンガルー自転車イベント便」も「オーストリッチ OS-500 トラベルバッグ」も両方とも使いません。



明日は、通常の輪行袋にロードバイクを梱包して、新幹線で西へと旅立ちます。
実はロードバイクで輪行するのはこれが初めて。旅の詳細はまた後日。


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輪行箱到着@カンガルー自転車イベント便
Excerpt:   ところでこの輪行箱を見てくれ、こいつをどう思う?     すごく・・・大きいです・・・ これ、自転車入れた状態でどうやってうちのマンションのエレベーターに運び込むんだ..
Weblog: Day Dream Believer
Tracked: 2012-05-03 21:49