先日、GWで走った「しまなみ海道&淡路島一周」に投入し、大活躍だった新しい大型サドルバッグを紹介します。
その名は、
Carradice(キャラダイス)
あまり聞き慣れないメーカーですね〜。
キャラダイスは英国の老舗バッグメーカーです。日本では取扱店も少ないですが、実はランドナー乗りにとってはメジャーな存在だったりします。
主に大型の旅行用サドルバッグを中心に製造しているメーカーです。
このキャラダイスのサドルバッグを買った理由...
昨年に旅や日常の買い物等でずっと使用してきたリクセンカウルのコントアーマックスシリーズ(ツーリングとスポーツ)でしたが、使っていていろいろと感じた事がありました。
それはバッグの全長及びそれを支えるアームのストロークが長すぎて、遠心力が走行に影響を与え、例えばダンシングの際などに左右に振られやすくなる事でした。
さらに安心して一眼レフカメラ等を収納できる耐衝撃クッション性や収納ポケットが多くで機能的な反面、1泊〜2泊程度の衣料などを中心とした荷物は入れづらい、等々....使用目的の方向性が違いました。
今後計画しているロングライドでの運用を考えると、「シンプル・大型・高剛性」の要求を満たすバッグはないものか。探していたところ、このキャラダイスに出会ったのです。
と、いうか。大型サドルバッグの老舗キャラダイスの存在は以前から知っていたので、ここなら何か新製品あるのではないか。と的を絞って探したのです。
キャラダイスのサドルバッグの多くはコットン生地を用いたオールド調で伝統的なスタイルの大型サドルバッグで、ランドナー乗りの憧れであり定番アイテムでもあったりします。
サドルへの取り付けは、アタッチメントではなく革製バンドでの取り付けと極めてトラディッショナルの王道をいく製品ですが、最近になってアタッチメント式のバッグも登場したようです。
今回購入したこのサドルバッグは新しいSQR (シートポストクイックリリースシステム)という、リクセンカウルのそれに似たアタッチメント方式です。
ぐるり、と見ていきますと
バッグの裏面はフェンダーを兼ねたプラスチックで補強されています。
「しまなみ海道&淡路島一周」の際に取り付け位置がタイヤギリギリの低さで、ちょっとリアタイヤにこすってしまった跡...orz。
外フタを開けると、中は巾着になっています。
巾着の中の入口付近に、おそらくパンク修理キット等を入れる為であろう、小さなポケットが備わっています。
あと、注意しないと行けないのがバッグの中の上の部分...。
バッグの外側の底には樹脂製のガードが縫い付けられており、バッグ内部の底面もダンプラ材で補強されれいます。
しかし上の部分には、SQR (シートポストクイックリリースシステム)の取り付けステー部を固定するボルトが剥き出しになっているのです。表面を覆うカバーもありません。なので、このままでは荷物を傷付けかねませんね。ガムテープ等で表面を覆うなどの対策が必要です。
この英国キャラダイスのバッグは手作りです。
なので納期が2〜3月待つこともしばしば。わたくしも約3ヶ月ちかく待たされました。(あまりに待たされたので、その買い物すら忘れていました)そして、忘れたころに納期の連絡が入りました。
バッグのタグにはこのバッグを製作された方のサインがありました。お名前は「ケリーさん」という方らしいです。
と、いうわけですが。このキャラダイスSQRシリーズのサドルバッグには何と3つのモデルがラインナップされています。
SQR TRAX
バッグの両サイドが大型のメッシュポケットのタイプ。
容量:16L。耐荷重:10kg。サイズ:37x18x20cm
SQR TOUR
バッグの両脇サイドがフタ付きポケットのタイプ。。
容量:16L。耐荷重:10kg。サイズ:37x18x20cm
SQR SLIM
縦幅を薄くして、横幅を広げたタイプ。容量は変わらずの16L。シートポストの長さとタイヤのクリアランスが少ない、ホリゾンタル系のフレーム車向け。26x15x29cm
この中で、わたくしが選んだのは、両サイドが大型メッシュポケットのSQR TRAXでした。
さて、今回のキャラダイスのサドルバッグは紹介する内容が多いので。次回に続きます。
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【Carradice SQR TRAX】で検索したところ、貴殿のブログがヒットしまして興味深く目を通させていただきました。
現ラインナップにてSQR TRAXが生産終了した模様で、ebay(US・UKとも)やメルカリ、ヤフオクなど探し回っていますが全然見当たりません(過去には出品されていたようです)
そこでお聞きしたいのですが、もしこちらのSQR TRAXがご不要であれば有償にて譲っていただきたくコメントいたしました。
突然のコメントにて大変失礼な事と存じておりますため、ご不快な思いを抱かせてしまいましたなら申し訳ありません。