体力造りとダイエットを兼ねたサイクリングもそろそろ飽きてきたところで、次のステップとして考えているのは...
「その先」へ行ってみること。
温泉に浸かったり、土地のものを食べたり、できれば1泊してみたり。
そう、「旅」です。「練習」ではなく「旅」。
で、今週末はとりあえず群馬方面の温泉地へ1泊の泊まりがけで行ってみようと計画を立てていました。が、あいにく日曜日は雨という事で1泊の自転車温泉旅は断念。
そのかわり、土曜日1日で実際のどのくらいのペースでどこまで走れるか、道路の状態、交通量はどうかを調べてみる事にしたのです。
今朝は4時に起床し、パスタを調理して食べ、出発前にVAAM(明治ヴァーム)を一袋飲んで5時過ぎに自宅を出発。
いつもの道でいつもの荒川を目指します。
走り出すとちょっといつもと違う事に気がつきました。
今日はなんだか過去最高なくらいに体の調子が良い。
ペダリングがまったく意識しない自然な感じでクルクル回り、巡行速度もいつもより3〜4km/h早い。
一応ホイールはEASTON EA90SLXからMAVIC キシリウム・エリートに戻しましたが、理由はそれではなさそう。
なんだかどこまでも走っていけそうな感じです。なんだろう....。
とても気持ちの良い朝ですが、今日の荒川のこの時間は人っ子一人、他のサイクリストの姿も見ません。
MAVIC キシリウム・エリートはやっぱり走っていて気持ちの良いホイールです。乗り手の意志がダイレクトに伝わる感じ。EASTON EA90SLXの「ストレス無く回ってやってる」的な変な自己主張というか個性が無く、あくまで自然でいながらパワーを引き出すポテンシャルを持ったホイールです。
2時間半くらいで、荒川自転車道の河川敷区間の終点まで到達。
やはり荒川自転車道の上流は最高ですね。途中一般道と平面交差する場所がいくつかありますが、基本信号もなく、荒川下流のように二輪車規制のゲートも無い。道もよく整備されている。
という事で、熊谷のちょっと手前まで気持ち良くワープする事ができます。
荒川河川敷から武蔵丘陵森林公園までの道筋も覚え、周辺の地理も把握した上でルートを変えてみたりと余裕が生まれると、意外にも道沿いに伝統的な佇まいの旧家が多い事に気がつき始めます。
中でも東松山市の森林公園まであと少し、の場所にある根岸家長屋門は市の文化財に指定されているそうで、このクラスの長屋門を見るのは本当に久しいです。
豪農でありこの地域の名主を務めた根岸家邸は敷地の広さが1,600坪。その長屋門は幅13間、奥行き3間、屋根棟高10メートルで天保年間ごろに建てられたものとか。正面左側は剣術道場の「振武所」として使われ、右側は当時の番頭たちの帳場だったそうです。「振武所」として使われていた建物部分は現在根岸武香記念館として一般公開されています。
で、とりあえず先を急ぎます。
武蔵丘陵森林公園の入口に到着。
今まではここが折り返し地点でしたが、今日はその先へと進みます。
森林公園を抜け、県道深谷東松山線に出ます。しばらくはこの道1本です。
時刻は8時。自宅を出てから3時間のポイントなので、コンビニでちょっと休憩。
糖分補給の為に定番のあんパンを購入。最近のお気に入りはモチモチとした生地のあんパンです。コンビニ各社からでています。あと、4個入りのミニあんパンも良いですね。
さて、出発です。
やがて荒川が見えてきました。荒川は熊谷を過ぎたあたりから西へとルートを変えます。景勝地”長瀞”で有名な秩父山地が荒川の上流部なのです。
押切橋を渡って、国道140号線の旧道へ入り、進路を西へと走ります。
途中、関越自動車道の花園ICを通過。こんなところまで自転車で走って来るなんて、昔は考えられなかったですね。
そして、寄居町に到着。時刻は9:00ちょうど。自宅を出て4時間です。
実は今日、肝心の地図を忘れて出てきてしまいましたが、途中ここまで道を間違える事なく順調に到着。(まあGPSがあったのだけど)
おおよその感覚は掴めたので、今日はここで引き返す事にしました。
現時点での走行距離は80km、折り返して自宅にまっすぐもどっても160kmのロングライドになります。
今度は国道254号線を南下。
自家用車所有時代には何度も行き来した道です。
途中、「和紙と酒蔵の町」小川町に寄り道。
中心分にある武蔵鶴酒造と晴雲酒造前で記念写真。リュックを持参していないのでお酒は買いません。でも過去に買っているので大丈夫。
道の駅でちょっとトイレ休憩。
そしてVAAMでスタミナ補給。新しく出た顆粒タイプです。
小さくで携帯しやすいですね。水無しで飲めそうですが、水があった方が無難です。
ちなみにスタミナ補給といっても、この顆粒にスタミナが詰まっているわけではありませんよ。体脂肪を効率よくエネルギーに変える補助薬品です。
国道254号線はバイパス化が進んでいて交通量も多く、この道を走り続けると自宅まで戻れるのですが、精神的にも肉体的にも、安全上も好ましくありません。
なので、東松山市街に出たところで、荒川河川敷を目指して東に進路を変えて走ります。
初めは勘に頼って当てずっぽうに走っていましたが(GPSはあるものの...)、吉見運動公園付近から無事荒川自転車道に入る事ができました。
この時点での走行距離は120km。自宅まではあと40kmくらいです。
いつもの道なので、目をつぶっても走れますが(無理)すこし片脚に疲れというか痛みが出始めてきたので、ペースを落として走りました。
途中、ホンダエアポートでは初めて飛行機の姿を見る事ができました。
精神的にはぜんぜん余裕なので、滑走路の方にも行ってみました。
サイクリストが大勢休憩していてビックリ。なるほど、こ〜ゆう中継ポイントな場所だったのですね。
再び走り始めると、ペダリングがだんだん遅く、重くなってきました。
スタミナ切れ...というよりも、ヤバイ!!ハンガーノックの前触れか!?
そういえば、出発前にパスタを食べて以来6時間。走行距離140km、消費カロリー約4,800kcal。途中コンビニであんパン2個とVAAMしか補給していません。
と、いってもこの近辺には何もありませんので、秋ヶ瀬にあるコンビニまでなんとか走って事なきを得ました。
まあ、本当はもっと旨いものを食べたかったのですが。
走行距離:162km
消費カロリー:5420kcal
走行時間:7h30m
平均速度:-
平均ケイデンス:-
平均心拍数:-
この記事はあなたのの役に立ちましたでしょうか?
よろしけれは、ポチッと応援をお願いします。
↓ ↓

![]() スーパーヴァーム(SUPER VAAM) 顆粒タイプ 4g×10袋 |
![]() ヴァーム(VAAM) 顆粒タイプ 4g×18袋 |