一路一会のぶらり、一筆

思わず買ってしまった。明治ヴァームの新商品で最近このブログにも登場している黒のヴァーム。


その名もスーパーヴァーム(SUPER VAAM) です。


いままでのヴァームと何がちがうって...



「本気で運動する方に。」



えええ！？
じゃあ今までのは？



「スポーツを楽しむ方に。」



ああ、そうだったの？

ちなみに、ヴァーム・ダイエットスペシャルは


「ダイエットしたい方に。」


まあ、そのまんまだけど。


ふつ〜のヴァームの後に登場した「ダイエットスペシャル」は砂糖を使わず、カロリーを抑えた製品ですが、この黒のスーパーヴァームは？

基本的なアミノ酸などのスペックは同じです。
違うのは、L-カルニチンとコエンザイム　Q10という良く聞く物質が入っている事。
あとパイナップル味になっています。

スーパーヴァーム・16袋入り3,360円



”ふつうの”ヴァーム・16袋入り2,520円



ダイエットスペシャルはヴァームと同じ16袋入り2,520円。






黒のスーパーヴァームはふつうのヴァームよりも３割ほど高い価格設定です。

そもそもヴァームは体脂肪を効率よくエネルギーに換えるサプリメント。そこに新たに加えられたL-カルニチンとコエンザイム　Q10によって何か起きるのか？変わるのか？

調べて観ると、カルニチンは元々ヒトの体内に存在していて、脂肪酸を燃焼の場であるミトコンドリア内部に運搬する役割を担うとか。だけども一人当たりの体内にあるカルチニンの量はわずかしかなく、そのほとんどが筋肉細胞にある。

という事で、脂肪をより効率よく燃焼させる働きをするカルニチンを外から補ってやろうという事。

で、もうひとつ。美容健康食品とかで良く聞くコエンザイム　Q10（キューテン）
この物質もヒトの体内にあって、運動による筋肉細胞の破壊を抗酸化作用で防ぐ役割があるとか。正式名称は還元型ユビキノンというらしい。

つまり、黒のスーパーヴァームには脂肪を効率よくエネルギーに換えるヴァームに、より効率的な働きを加えるカルニチンと運動による筋肉のケアをするコエンザイム　Q10が入っている製品ということです。



そもそも、このヴァーム（VAAM）って明治の商品名かと思っていましたが、実は学術用語だったのですね。

Vespa Amino Acid Mixture（スズメバチ・アミノ酸混合物）の頭文字でVespaはスズメバチの属名です。

このVAAM（ヴァーム）は、スズメバチの幼虫が口から吐き出し成虫に与える栄養液の事です。
スズメバチの成虫は腰がくびれていて、そこに細い食道が通っているため、液体や流動食しか食べられないのです。実はスズメバチの成虫は、捕まえた虫などを自分の食糧にするのではなく、肉団子状にして持ち帰り、幼虫に与え、その代わりに幼虫の口から栄養液をもらう「栄養交換」を行っているのです。だから巣がなくなってしまうと、栄養液をもらえない成虫は死んでしまうのです。しらなかった〜。

しかも体長わずか5cmのスズメバチは、1日に約100kmもの距離を飛び回ります。スズメバチの飛翔筋は、1分間に2000回も伸び縮みする、地球上のあらゆる生物の中で最高の能力を持つ筋肉。このスタミナを生み出すのが、脂質をエネルギーに換えるメカニズム。それがVespa Amino Acid Mixture（スズメバチ・アミノ酸混合物）なのです。



で、それを製品化したのが明治ヴァーム。

で、それに新たに「顆粒タイプ」が登場しました。
念願の顆粒タイプです。

粉末ヴァームは基本、水に溶かして飲むのですが、わたくしはそのまま粉薬のように飲んでいました。むせ返りながらね。

ツーリングにも持参して「すこしスタミナが落ちてきたかな？」と言うときや、ロングライドでは３時間毎に１袋を飲みながら走っていました。

でもヴァームは粒子がかなり細かいので、口に入れると同時に水を飲まないと大変なことになるのですよ。



でもこの顆粒タイプなら水無しで飲めそうですし、水があれば申し分なし。
コンパクトで携行するのにも良いですね。まあ普通の粉末タイプもそんなに邪魔になるようなサイズではありませんが。

やはり粉末タイプを同じように直接口に入れて飲むひとが多かったようですね。
そういう事で登場した顆粒タイプ。で、一方の粉末タイプはモデルチェンジして「ヴァーム・ウォーターパウダー」と名称を変えてしまったようです。ようは「水に溶かして飲みましょう」って事ですかね。

と、思ったらこれはまた別の製品。
アミノ酸もヴァームの半分しか入っていませんでした。






ただ、この顆粒タイプと今までのヴァームパウダーも良く比較してみないといけません。

スーパーヴァームで比べてみると

粉末タイプが10.5g×16袋入りで3,360円
に対して顆粒タイプが4g×10袋入りで2,480円と、粉末タイプと比較してちょっと高めです。

ちなみにふつうのヴァームの顆粒タイプは18袋入りで2,980円と、かなり価格差がありますね。

スーパーヴァーム及び、ふつうのヴァームの顆粒タイプのいずれも新製品なので、まだまだ流通価格が高めな感じです。一方で、ふつうのヴァームパウダーはバナナのたたき売り状態になっていて、こちらをまとめ買いしておいた方が良いかもしれません。

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全体的に実勢価格が落ちついてきたあたりで、このへんのコストパフォーマンスを再度良く検討してみたいと思います。




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