先々週は、すっかり本場四川の「陳麻婆豆腐」にどっぷりはまってしまいましたが、自宅でもお手軽に本場四川の味を再現できるインスタント調味料があると知ってさっそく買ってみました。
四川省成都市で造られているもので、ヤマムロという会社が輸入しているそうです。まあ、ふつうのお店には置いていないと思ったので、当初は通販で買うつもりでしたが、たまたま自宅近くの業務用スーパーで発見!!
「陳麻婆豆腐」の素といっしょに並んでいた、おなじくヤマムロが輸入している本場の「担担麺の素」もいっしょに買ってしまいました。
で、とりあえず今週は「担担麺の素」を使ってみようと思います。
あくまで合わせ調味料なので、麺や具材は買い揃えなくはいけません。
あと、この担担麺は本場四川の「汁無し担担麺」で、陳建民が考案して日本での一般的に広まっている、ラー油と練りゴマ(芝麻醤)スープの担担麺ではありません。
1箱1食分かと思ったら、4食分でした。
箱の裏には「本格四川料理につき、非常に辛いのでご注意ください。」との注意書きが。期待されます。
本場四川の担担麺は汁が無いだけでなく、一杯の量が日本の3分の一ほどで小さな椀で出されます。もともとは天秤で歩いて売られていたファーストフードのようなもので、ゆえにスープを持ち歩くことが出来ずに”汁無し”となったようです。坦坦麺の「担」とは担(かつ)ぐという意味です。
さて「担担麺の素」は茹でた麺にあえるだけなので、麺を茹でる前にそれ以外の具材をまず調理しておかなくてはいけません。
担担麺の上にトッピングする挽肉の味噌炒め(炸醤)をつくります。4食分つくって冷蔵(もしくは冷凍)保存しておきます。ちなみにこの炸醤をつくる調味料は入っていません。
炸醤は挽肉と甜麺醤をベースに醤油や紹興酒で少し風味出し程度に味着け。みじん切りにしたネギやザーサイを加えると食感が楽しくなりますが、今回はシンプルに行きます。
坦坦麺はスープが辛口なので、上に載せる炸醤は辛さを抑えた甘口にするのですが、個人的にはこれにも豆板醤も加えました。
続いて、チンゲン菜を塩と油を少々加えたお湯で1分ほど、さっと茹でます。
そして麺を茹でます。
麺がゆであがったら、急いで椀に盛って炸醤など具材、そして麺のまわりに坦坦麺の素をトッピング。
お店で食べたのとはちょっと雰囲気が異なりますが、汁無し坦坦麺とはこ〜ゆうものなのでしょうか。
なんだかジャージャー麺(炸醤麺)みたいです。作り方を間違えてしまったかな?
で、撮影していたら時間が少々経過してしまいまして....いざ食べようと思ったら麺が固まってしまって混ぜられない...orz
お湯を少々加えて麺をほぐす事も検討しましたが、それだと本来の仕様と変わってしまうと思ったので、そのまま強行してかぶりつきました。
「本格四川料理につき、非常に辛いのでご注意ください。」とありましたが、予想以上に辛くなかったです。
ハッキリいって子供でも食べられるレベルかも....う〜ん。完全に辛さに麻痺しているのかな〜?
で、翌日は前回の反省と本来の作り方である、茹で上がった麺にすぐに坦坦麺の素を和えてから椀にもって、具材をトッピング。撮影している間にすこし固まってきまたが、まあこんな感じかな?
思ったよりも辛くなかったので、ラー油を多めに加えてかき混ぜて食しました。食感はやきそばみたいです。
で、その翌日は。やっぱりお店でたべたように少々スープがあった方が食べやすいな〜、と思ったので中華スープの素でほんの少しだけ汁をつくり(大さじ5杯程度)酢を少々、ラー油と花椒を多めに加えてみました。
これでようやく麺を「すすえる」ようになりました。
1箱400円くらいで、4食分入りですから1食あたり100円くらいですね。お手軽に本場四川の坦坦麺をつくれる「素」ですが、少々一手間二手間かけないといけないかも。
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![]() 四川風タンタンメンのもと・陳麻婆 担担面調料四川担担麺の素 |
![]() ヤマムロ チンマーボードウフ 陳麻婆豆腐用 中華合わせ調味料 200g(50g×4) |
また,試されたように薄めの鶏湯で少しのばしたほうが美味しく食べられますね.
もしあれば,黒酢を少し足してみるのも面白いですよ.
なるほど、茹で上がった麺を洗ってヌメリを取るのですね。その発想はりませんでした。
勉強になりました。