2012年07月26日
ORiBike M10のフロントW化計画が完了。M20になりました。
と、いう訳で。わが家のORiBike M10のフロントW化作業が完了しました。
1年間悩みましたが、意外にあっさりと作業が済んだ事にホッと胸をなでおろしています。
折り畳み自転車なのに、機構が複雑化するのと重量増加を懸念していましたが、折り畳みには、あえて気を使うこともありませんでした。
パーツのチョイスで重量も改造前より軽くなっているかもしれません。
初期型フレームのORibikeなので、ちょっとゴテゴテしていますが、フロントW化の準備工事が施されている2010年モデル以降はスッキリとしています。
ハンドルのシフターは左右対称になりました。
ただ、折り畳む時、展開するときにレバーにふれてしまい変速しかかってしまいます。
フロントはリアと違って取り回しのカーブが少なく、距離も短いので変速はとても軽いです。
ボトムブラケットをホロ−テックU化した事は極めて大きいかったです。
正直に言うと、フロントW化よりもこちらの目的の方が大きかったのです。
ペダリングの剛性感がまるで違いますね。
前へ前へと進んでいく感じが別次元です。
小径車こそホロ−テックU化すべきたと思いました。
フロントW化によってローの32Tともお別れ。11-25のクロースレシオで組む事ができました。
カセットはアルテグラにしたかったのですが、トップの端数11Tが無くなってしまったので105で結果統一されることに。
ディレーラーに付いている変なパーツは、暗黒技研で着けてもらったAVID製「ローラーマジック」という代物です。
ORiBike最大の難点であるリアディレーラーの変速の重さ。トップへ持って行くのは軽いのですが、ローへもっていくのが指の強化トレーニングになるかと思われるほど重いのです。
それを少しでも改善するために着けてくださいました。
わずか1,000円程度のパーツなので、絶大な効果は期待できませんが、ORiBikeにはかなりの効果がありました。
一応、ワイヤーとアウター内部もフッ素系潤滑剤で摩擦抵抗をできるだけ低くする努力もしています。
この「ローラーマジック」は引きの軽さよりも輪行時のアウター折れ防止に効果が期待されるらしいので、2度美味しいというパーツです。
ただし現在は絶版なので入手は市中にある在庫だけとなっています。
これで、わが家のORiBike M10の(大)改造はひとまず落ちつきました。
あとは....
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昨年Ori M10を購入しました。
以前より勉強になると思い拝見させて頂いております。
チェーン脱落防止目的で改造を始め、クランクを105(W化が目的ではなったですので、チェーンリング2枚の105です)に変更しました。
そこで問題が発生したのですが、上から6枚目の写真のクランクのBBとの接続部が折り畳んだ際にフレームと少し接触してしまいます。
また、左右のクランクの幅が狭くなったため畳んだ際にクランクが後輪タイヤと接触してしまいます。
(何とか折り畳み、展開は可能です)
そのような現象は起こっていますでしょうか。
教えて頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
さてORi Bike M10ホロ−テック化による不都合の御指摘でございますが、今までまるで気がつきませんでした。折り畳みも何の問題もなく...。
御指摘にクランクのBBと「接続部」の接触の件ですが、「接続部」とはリアのチェーンステー部の事でしょうか?
おっしゃるとおり「通常」であれば、最大に折り畳んだ場合にたしかに接触するかもしれませんが、通常に折り畳んだ場合、多少隙間の余裕があるかと思いますが...。
上の文で「通常」としたのは、私はフロントをW化しており、そのフロントディレーラーのワイヤーを意図的にボトムブラケットの下側を通るように配線しています。(ワイヤーの折り曲げ半径を稼ぐため)その為、折り畳んだ際にこのワイヤーがストッパーというかクッションの役目を果たしているようです。(でもある意味マズイかも知れませんね)
あと、クランクと後輪タイヤの接触ですが、これは今確認してきましたが、構造的にまったくあり得ないのですが、う〜ん。原因が分かりません。
2013年モデルはフレーム以外の形がだいぶ変わると聞いていますが、でもクランクとタイヤの接触はありえませんね。
写真とか見せていただければと思いますが。
あまりお役に立てずに申し訳ありません。
大変恐縮です。
メールにて写真を添付致しましたので、大変お手数ですがご確認いただければ幸いです。
自転車関係で今後とも情報交換できればと思います。
宜しくお願い致します。