制動力がよろしくない事で知られるORi Bikeですが、純正のブレーキパッドはキーキー音鳴りがうるさい事でも有名な話。
「う〜ん....」いい自転車なんだけど。
ORi Bikeはフロントがロードと同じキャリパーブレーキでリアがミニVブレーキという組み合わせ。
で、だいぶ前にフロントのブレーキシューの鳴りがあまりにうるさかったので、ロード用でアルテグラクラスのシューに交換しました。
過去記事「ORi BikeM10のブレーキシューをR55C3に換えてみた」
見た目的にも質感が上がっていい感じ。
純正シューの音鳴りの原因はシューの材質もさる事ながら、リムの幅を上回る大きな面積ゆえに、リムからはみ出た部分と接触・摩耗していく部分との間で段差ができてしまっていた事だと思われます。
さて、リアのVブレーキの方はというと、音鳴りは無く”見た目”以外には特に問題もなかったので、しばらく放置していましたが、前々回の暗黒技研秘密基地に訪れた際に、指摘された事。
それはリアブレーキのコシの無い「フニャ感」を解決するもので、陽は純正のシューはシュー全体が柔らかすぎて、剛性が無い為に制動をかけた時にシュー全体がたわんでしまう、という事。これを解決するには土台が金属で、パッド部だけを交換する事ができる「カートリッジタイプ」への交換だといいます。
普段なかなかリアのブレーキが制動しているシーンを見る事がありませんが、実際に見てみると
「なるほど〜」
と感心するくらい、シュー全体がフニャリとたわんでいました。
「こりゃ、効かないわ」
で、早速買いました。
フロントがアルテグラグレードなので、リアはDeore XTグレードのM70R2です。
たかがブレーキシューの交換ですが、ビジュアル的にもまるで違いますね。
そして制動です。
おおお!!こ、これは!!!
変わりましたよ。
腰砕けのいままでのフニャリとしたタッチから、ジワッときっちりした制動に。奥さん。
真後ろから見るとこんな感じ。
いいですね。
部分的なアクセント感が良いですね。
ちなみに、うちのORi Bike M10はブレーキレバーをシマノのBL-R780Lに交換しています。
詳細は過去記事「ORi BikeM10のブレーキレバーをShimano BL-R780Lに替えてみた」
を参照していただくとして、このブレーキレバーは何と、キャリパーブレーキ、Vブレーキやカンチブレーキとオールマイティーに対応していて、アジャスト機構で各ブレーキタイプに変更します。
本来であれば、フロントはキャリパー、リアはVブレーキなのでレバーも同じように調整したほうが良いのかと思ったのですが、これがどうもしっくりと来ない。前後のタッチの差が大きすぎるのです。
前後ともキャリパーブレーキモードに統一したほうが、まだタッチの差が縮まる感じがしました。
それでも、やはり左右のレバーで引きしろが違います。まあ、これはORi Bikeの宿命かと思い仕方なく乗っていましたが、今回リアのブレーキシューをカートリッジタイプに交換すると...
な、なんと!!
左右のレバーのタッチがほぼ同じになったのです。
おおおおお。
なので、リアのブレーキシューもカートリッジタイプにぜひ交換をオススメします。
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