またサドルを買ってしまいました....orz
fi'zi:k ANTARES VERSUS(フィージク・アンタレル・バーサス)です。
「サドル探しの旅」も一段落ついたかと思いましたが、今回はそのゴールの続きです。
さて、今回購入したサドルは、fi'zi:k ANTARES VERSUS(フィージク・アンタレル・バーサス)でこれは2個目になります。
最初に購入したのは約半年前。同モデルのホワイトバージョンで、ORBEA ORCAの為に購入。そして、ついに私のお尻にマッチしたようで、よようやく「サドル探しの旅」に念願の一段落が付いたのです。
なので、そのサドルをわが家のもう一台のロードバイクであるSPECIALIZED Roubaix SL3にも、と思ったのです。
このSPECIALIZED Roubaix SL3に元々着いていたサドルはスペシャライズド純正のToupe Plus compでした。スペシャライズドが提唱するBody Geometry(ボディジオメトリ)設計で、かつロングライド向けレースモデル。
このサドルで「しまなみ海道」往復や「淡路島」一周を走ったので、完成車サドルでありながらとてもパフォーマンスの高いサドルであり十分満足していました。
しかし最近になって、チューブレスタイヤのインプレのために、ORBEA ORCAとSPECIALIZED Roubaix SL3を頻繁に乗り換える機会が増えた結果、ORBEA ORCAに着けたfi'zi:k ANTARES VERSUSが身体と一体になる。とまでは言いませんが、とてもお尻にフィットする事を強く感じたのです。
理由はわかりませんが、非常に良く感じたのです。
スペシャライズド純正Toupe Plus compも悪くはありませんでしたが、ここはサドルとお尻のフィット感をORBEA ORCAに近づけたくなったのでした。
時には少し硬く感じる事もありますが、レーパンと組み合わせたら意外に良いのですね。
あと、ビジュアル的な要素も大きかったかも。
いや、あきらかにそっちの割合が大きいですね。
純正のToupe Plus compは、いかにも完成車パーツってオーラが溢れていましたから。
フィジーク3兄弟の中で真ん中に位置するこのサドル。つまり乗り心地が中間なのですが、このシリーズに共通しているのがサドルに最近流行の「穴」が開いておらず、代わりに中央部分が縦にえぐれた「チャンネル(溝)」デザインとなっている点です。フィジークの提唱する「快適性」とは、サドルとお尻の接地面積の広さによって達成されるものとか。
穴あきサドルは尿道へのなにがしらの効果があるかも知れませんが、実際にはお尻との接地面積が削られ、さらにまた穴があるために穴のエッジで圧迫が生じてお尻が痛くなるばかりか、サドルの剛性が低下してヘタりやすくもなるらしいのです。
パッド量がコンフォート系サドルの割にはちょっと固いかなと1つ目を買った半年前にそう思いましたが、いざ実際に乗ってみると、とてもしなやかで座り心地は良く、かつペダリングにも一切影響しません。
さすがです。
サドルの造りは完璧ですね。職人の手作業による美しい仕上がりです。
ただ、使い込んでいった末に、どのような姿になっているか。あまり想像はできませんが長く付き合っていきたいと思います。
重量はカタログ値で209gで、前回購入したホワイトのモデルは216gでしたが、今回のこのブラックモデルの重量は220g。まあ、許容範囲ではないかと思います。
ちょっとサイド部分のエナメル系塗装部分が気になりますが。あらためてサドルの質感は何度見ても良いですね。
ORBEA ORCAとSPECIALIZED Roubaix SL3はフレームのジオメトリやその方向性、乗り味もまったく異なるバイクですが、それが同じサドルにした上で、どのように感じるか。もしかしたら違う印象、違う評価になるかも知れません。
早く交換して乗ってみたいですね。
楽しみです。
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