2012年10月28日

29erクロカンタイヤMAXXIS ARDENT(マキシス・アーデント)Tubelessを買ってみた(里山走行をめざして編・その壱)

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わが家の29er GARY FISHER Paragonですが、すっかり街乗り仕様になっていまして、なのでペダルもビンディングにしていません。

タイヤは極太スリックタイヤのSERFAS DRIFTER CITY (サーファス ドリフターシティ) 29erを履いています。このタイヤ、スリックですが接地面積が大きいのか、ノーマルのクロカン用ブロックタイヤよりも重い気がします。

まあ、そんな事はさておき、そろそろこの自転車で里山や林道を走ってみたくなってきました。本格的なレースやダウンヒルとかでなく、”ぶらり、里山へ行ってきました”的な。

とは言っても、まあ...東京に住んでいると中々近くに里山とか無いんですけどね。
郊外に行っても無さそう。自動車や輪行で地方に足を伸ばさないといけません。でもどこでも走れる訳ではないと思うので、とりあえずはMTBトレイルコース施設で入門しようと思っています。

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でもわが家には肝心のクロカンタイヤがありません。
納車時に履かれていたボントレガー純正のタイヤとホイールは早々に里子に出してしまったのです。

なので、タイヤを改めて買い揃えないといけなくなりました。まあ、いずれクロカンを走りたくなった時は、ちゃんとしたタイヤを買えばいいかな?という判断で手放したわけですが。

そしてその時が来たわけです。

で、どこのメーカーのタイヤを買えばいいかな?

MTBのパーツに冠してはまるで情報も知識も無い素人のわたくしですが、ふと真っ先に頭に浮かんだメーカーが米国の「MAXXIS」マキシスというメーカーでした。

MTB用オフロードタイヤでは実績もある老舗だそうで、初めてその名を知ったのは昨年にロード用チューブレスタイヤの導入を検討している時でした。ユッチンソン、IRCの2社寡占状態だったこのジャンルに参入した3つ目の会社がMAXXISだったのです。まだラインナップは「PADRONEL (パドロネ) TUBELESS for ROAD」の一種類だけですが、そんな事で知ったMAXXISというメーカー。調べるとMTBの世界では意外に有名でした。

さらに、うちの近くのスポーツバイク店でも一番目立つところに陳列してあったりしたので、これも何かの縁だと思いこのメーカーで行くことにしました。


で、MAXXISはさすがMTBタイヤで実績のあるメーカーです。クロカン用タイヤだけでも豊富なラインナップ。どれを選んでいいのか分かりませんでした。

まあ、29erとなると半分くらいに絞られるのですが、それでも5種類ほどあります。

下記に列挙してみると

IKON.jpg

IKON/アイコン(29×2.2)  軽量レーシングタイヤ・ドライ向き

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BEAVER/ビーバー(29×2.0) ウェット専用

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ARDENT/アーデント(29×2.25) レーシングオールマウンテン(Tubeless有り)

Crossmark_xc_noUST.jpg

CROSSMARK/クロスマーク(29×2.1) XCレーシングタイヤ(Tubeless有り)

Ignitor3Qtr.jpg

IGNITOR/イグナイター(29×2.1) オールマイティー

で、上2つのモデルはレースに特化したタイヤで今回は無いかな?と。
そして下3つのモデルで検討する事にしました。

さらにここで選択が迫られたのは、チューブドタイヤにするべきか、チューブレスにするべきか。ロードバイクは試験的にチューブレスを導入してみましたが、今のところそれほど期待したほどの恩恵は受けてない気がしました。まだチューブレスタイヤは歴史が浅いので仕方がありません。

しかし、MTBの世界では早い段階からチューブレスタイヤは始まっていたのです。と、いうかチューブレスタイヤはMTBでこそ、その本領を発揮するようです。

グリップを高める為にタイヤの空気圧を低めにセッティングする。そうするとチューブ噛みのパンク(スネークバイト)の発生が付きまとうことになります。これを解決したのがチューブレスタイヤです。

ちなみにMTBのチューブレスタイヤはかなり重たいです。しかも対パンク用のシーラントをたっぷりと入れます。かなりの重量増加になります。もちろんチューブレスタイヤ専用ホイールが必要なのは言うまでもありません。

ただ、GARY FISHER Paragonはノーマルでボントレガーのチューブレス対応ホイールを履いていました。これは売却してしまいましたが、今履いているCrankBrothers Cobalt XC ホイール29erも実はチューブレス対応ホイールだったのです。

なので、チューブレスタイヤの受け入れ体制はOK。

で、肝心のタイヤです。せっかく軽量なGARY FISHER Paragonが一気に重くなってしまうのはちょっと気が重い。

とりあえず各タイヤの重量を比較してみましょう。

ARDENT/アーデント(29×2.25) ・・・745g(前後計1,490g)
ARDENT/アーデント(29×2.25)Tubeless・・・885g(前後計1,770g)

CROSSMARK/クロスマーク(29×2.1) ・・・605g(前後計1,210g)
CROSSMARK/クロスマーク(29×2.1)Tubeless・・・835g(前後計1,670g)

IGNITOR/イグナイター(29×2.1) ・・・595g(前後計1,190g)

さすが29erだけあって、ゲロ重です。チューブレスになると前後で1.5kgオーバーですよ。1.7kg級です。

タイヤの太さもブロックパターンもまるで違いますが、イグナイターの1,190gとアーデントのTubelessタイヤ1,770gを比較すると、な何と!!580gも違うではないですか。ロードバイクでは考えられない別世界の話ですね。


悩みました。

ロードのチューブレスタイヤはシーラントを入れても入れなくても良いですが、MTBはシーラントを入れるのが必須のようです。今チューブドタイヤを買っても、いずれチューブレス化したくなるのは目に見えています。


本音はシーラントでベトベトになるのはいやだな〜的な。


街乗り用のスリックタイヤとクロカン用のブロックタイヤを1本のホイールで兼用する事を考えての悩みでもありました。とりあえずチューブレスタイヤは中にチューブを入れて普通のタイヤのように使用する事もできます。相当な重量増加が予想されますが、それも仕方がないかな?と。


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チューブレス化する場合、シーラントを注入するのでチューブドタイヤとの共存は現実的ではありません。っていうか考えられませんよ。


そうすると、ホイールをもう一本.....



いかん!!いかん!!

煩悩と妄想に押しつぶされそうになりましたが、ここで振りだしに戻るわけにも行かないので、とりあえずタイヤは決定しました。

MTB乗りでMAXXISのタイヤを愛用されている方々のブログやサイトを拝見して、評判のよかったMAXXIS ARDENT (マキシス・アーデント)です。


しかもチューブレスです。




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posted by 太泉八雲 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 29erGARYFISHER Paragon
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