本当は昨日の「男の厨房」シリーズを1回挟んで、今日からは半年前から計画していて、ようやく家に届いた「ある」旅に必要なツールの連続シリーズとなるはずでしたが...
いきなりのタイトルですでにネタバレですが、今日のサイクリングで初めて大きな破損を伴う落車を経験しました。と、言うか事故りました。
このブログを書いているのでなんとか無事で澄みましたけど...。
久々の週末。春から煩った頸椎ヘルニアと梅雨の時期のせいで、この数ヶ月まったくと言っていいほど自転車に乗っていませんでした。
一方で地酒巡りはコンスタントに進すすめていて、すっかりメタボに戻りつつありました。
そんな事もあって、今日は久々に自転車でロングライドに出ることにしたのです。
それに備えて、前日には自転車の整備と、晩酌を控えて就寝。
今朝は5時に起きて、体調の準備を行い、6時に家を出発しました。
久々のロードバイクに、先日交換したサドルとシートポストの変化も楽しみつつ。フルクラム・レーシング1のホイールとユッチンソンのロードチューブレスホイールの総合的なインプレも兼ねたサイクリングでした。
しかも、今回のサイクリングは装備がいつもと違っていました。いつもの荒川疎逆でちょうど折り返し地点でもある自宅から50km地点でのUターンは面白くないと、行けるところまで言って帰りは輪行で戻ってこようと、輪行バッグと着替えをリュックに詰めて出発しました。これが結果的に良かった...
ユッチンソンのロードチューブレスタイヤでロングランドに出るのは今日初めて。
一皮、一皮剥けていくのか、距離が増すほどに乗り味がソフトに、違和感なく走れるようになっていきました。違和感と言うのは少し語弊がありますが、今までのタイヤと異なる新しさ的な走りの感覚が、距離が増えるほど普通のチューブドタイヤとの差が無くなってきたという感覚です。
それが本日最大の収穫。
そして、荒川自転車道(荒川沿い区間)の折り返し地点に到着。自宅から丁度50km地点です。
ここから先に進むか、折り返すか悩みましたが、久々に走ったせいか、膝に痛み、やかかとに違和感を感じ始めたので、今日は”冒険”を避けてこのまま来た道を折り返して自宅に戻る事にしました。
少し休憩・ストレッチなどをして来た道を戻ります。
ただ、毎度同じ道を戻るのは精神的には非常に退屈を迫られる訳で、さらに社会人たる者、日頃会社でいろいろと悩み的なものも抱えていたりしていて、そう言った日頃の出来事を整理・考え・総括するタイムとなってしまうのです。
ある意味、集中力が低下して注意散漫状態。
そして、やってしまいまいた。
事故は起きました。
荒川自転車道には所々に「車止め」が設けられています。
生活道との交差部分のそれは、自転車道にバイクや原付が進入するのを防ぐ為のものだったりするのですが、時にはロードバイクの減速を促すものだったりもします。
いろいろと考え事をしていたのでしょう。前後の記憶がありません...
気がついたら目の前に車止めの黄色いバーがありました。
そして、それに激突!!
見事な宙返りをして約5mほど吹っ飛んで落車。
「やってもうた〜!!」
土手の中腹の先に見える我がロードバイク。
衝突の瞬間の記憶から「完全にフロントホイール(フルクラム・レーシング1)は逝ったな...と。
頭から地面に落ちて、右側から地面に叩きつけられた為に、右腕が激痛半分・感覚無い半分...
骨が折れたか?と考える中で、周囲に走っていたローディーの方々が救助に駆けつけ、自転車のホイールに損傷は無く、なんとか自走できる事が判明、痛みも徐々に引いてきたので、救助していただいた方々に礼を述べて、少し土手斜面の草むらの中でボーッとしていまいした。
そして、足の痛みも取れたので走り始めました。
チェーン廻りから異音がするので、あらためて確かめてみると、フロントチェーンリングのアウターが大きく歪んでいました。車止めとの激突をダイレクトに受けた部分なのでしょう。
フロントをインナーに落としましたがディレーラーやフロントアウターの歪みが大きいのか、使用できるギア数も大きく制限されていました。
なので、自宅までの自走はあきらめ、最寄り駅までなんとか走って、そこから輪行で帰ることにしました。
輪行袋を持って出たのは、何かの暗示だったのでしょうか?
落車時は頭から地面に激突した記憶だけはありました。
地面といっても土手の草むらでしたから、大事には至らずこうして自宅に生還できた訳ですが、今年買ったヘルメット「Giro IONOS」は、その衝撃を受け止めて大きく破損していました。
「なるほど、こうして事故の衝撃を吸収するのか」
と、冷静に見つめてしまいました。
そしてヘルメットをしていて本当に良かったです。
購入してからわずか半年。このヘルメットはもう使えませんが、命を救っていただきました。
たまに、ヘルメットの装着を面倒臭く感じる事もありますが、今日を境にその考えが大きく変わりました。
自転車の修理とヘルメットの新調...予想外の痛い出費です。
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パーツは買えば済みますが体はそうはいかないのでご自愛ください。
やっぱり一瞬の油断と言うか注意不足が命取りになる
事が有るんですね。
ヘルメットの重要性を再認識させて頂きました。
どうぞお大事になさって下さいませ。
>たかやんさん
ご心配おかけしました。身体はもう大丈夫です。
ヘルメットは本当にスゴイですね。身体がかなり吹っ飛ばされて頭から落ちましたが、草むらの土手の斜面でうまく衝撃が逃げたようです。アスファルト上だったら首や肩が逝っていたかも知れませんね。
なんとか命拾いはしました。自転車のフレームも大丈夫みたいです。
みなさんも気をつけてくださいね。
大事故じゃないですか!!
ヘルメットの画像を見てゾッとしましたよ!!
とにかくご無事で何よりです!!
しかし、こういう事故は後から痛みが出たりしますから、お大事になさってくださいね!!
ご心配お掛けしました。だいぶ回復方向に向かっているので、ご安心ください。