2013年04月27日

ぶらり、山口の萩へいってきました(一日目)

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今年のGWの前半は山口県の萩へ訪れる事にしました。
思えばちょうど昨年の夏以来でしょうか?
まだ先月くらいのように覚えていますが、すでに8ヶ月が経っています。本当に月日が経つのが早いものです。

そんな、まだ前回の記憶が醒めないうちに、また山口に来ました。
そして今回のテーマは萩滞在。

毛利氏の城下町萩の、観光客が訪れないような通りや路地を散策できればいいかな?と。

で、毎度の事ながらギリギリまで休みのスケジュールが確定せず…。

6:00品川駅始発の「のぞみ」99号の指定席はとれず、自由席の争奪線に臨む事に。
今回は昨年のGW同様にロードバイクを持参する為、何が何でも最後尾の席とその後ろの荷物置き場を確保しないといけません。
ちなみになぜ品川駅発の「のぞみ」99号かというと、同じく東京駅を6:00に出発する「のぞみ」1号は、新山口駅には停まらないのですね。これが。

改札のゲートが開く5:30前までに駅に到着していないといけません。
しかし、わが家の最寄り駅からは、始発の列車に乗ったとしても品川駅に到着するのは5:45くらいなのです。
新幹線ホームに辿り着くのはそこから早くて5分後。その時点ではもう席はおろか、最後尾の荷物置き場すら確保する事は絶望的です。

そのため自宅から品川駅まで自走する事となったのです。
自宅から品川駅まで約25km。

早朝の都心と言えども1時間弱は見ておかないといけません。
駅に到着して自転車を解体し輪行モードにするのに要する作業時間は余裕を持って10分。
改札ゲート前には5:30前には並ばないといけないので、逆算すると朝4:00には自宅を出発していなければなりません。
前の日に完全なる出発準備を整えた上で、朝の3:30には起床です。
実はこの前日は会社の飲み会があって、自宅に帰ったのは23:00。

出発の準備に自転車の最終点検を終えると、ほとんど寝れませんわ。

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でもまあ、予定どおり首尾良くもろもろ計画通りに運びまして、4時間弱をゆったりと10:18に新山口駅に到着しました。

今回の荷物はこんな感じです。
リュックが両肩に食い込むほど思いです。
昨年の「しまなみ海道&淡路島一周」の時とほぼ同じような装備ですが、こんなんに重かったかな〜。
まあ、久々のロングライドです。
すっかり運動不足の体です。
固形燃料だけはしっかりと蓄積されています。

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今回新山口駅から萩までは自走です。
ルートナビで事前にシミュレーション。
最も峠の標高が少ないルートを検討した結果、美東町経由が良い事がわかりました。
地図で予習をしてきましたが、やっぱり見知らぬ地ではナビが頼りです。

Panasonic ゴリラをいよいよ実戦投入です。
先日買ったTOPEAKの大型トップチューブバッグ「Fuel Tank(フュエルタンク)Lサイズ」も同じく初陣です。

首尾良く新山口駅を出発。

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一旦国道9号線に出た後、新町交差点から主要地方道・小郡三隅線に入ります。
そこで、とりあえず朝食。
実は今朝はもうギリギリで、朝食を買う暇もなく、新幹線の車内は混雑していて車内販売も来ず。
結局今朝自宅を出発する前に飲んできたプロテインと明治VAAM(ヴァーム)以外、何も食べてはいません。

とりあえず、炭水化物を…実は事前にルート上のコンビニを調べてマーク済だったので、そこで最初の補給を…と思ったら、そのとなりに讃岐うどんのお店があるではないですか。

そろそろ、コンビニ飯の旅も卒業したいな、と思っていた上に、讃岐うどんなら消化も良いいぞ。

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このお店は、讃岐うどんの定番であるセルフサービスではなく、注文制のお店。うどんの中盛り・大盛りもメニューになさそうだったので、ランチセットを注文。

かけうどんと豚ポン酢丼です。
うどんは、水締めを行っていない、釜揚げのものだとか。
まあ、食感もあるし、消化にもよさそう。
出汁は煮干しやアゴをメインとした独特の風味でしたが、こういう地方独特の味が旅では良いのです。

さて、補給も終えていよいよ萩を目指します。
途中、丘陵のような小さな峠がいくつかあって、ラスト前に大きな峠があり、最後にその中間のような峠があります。
明治VAAM(ヴァーム)を摂取して、さあ出発です。

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緩やかな勾配を上りながら内陸部へと入っていきます。
主要地方道・小郡三隅線にはなんと自転車道が整備されていました。

一部の区間は路線改修に伴う旧道を利用していたりするので、道幅が広かったり道路の状態も悪くはありません。
というか、交通量が多く轍や路面が荒れている車道よりも走り安かったりします。

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そして大きな峠も無いまま、「道の駅・みとう」に到着。ほぼ中間地点です。

そうそう今回装備の中で、ホイールはフルクラム・レーシング1 2WAY-FITにユッチンソンのチューブレスタイヤの組み合わせです。

チューブレスタイヤのユッチンソン・インセンティブはロングライド用のタイヤで、耐久性重視のためか乗り心地はあまり良くはありません。でもロスは少ないとか。
フルクラム・レーシング1 2WAY-FITも剛性の高いホイールなので、正直、半年ぶりのロングライド(しかも峠越えあり)にはちょっとハードすぎたかな?

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昨年の「しまなみ海道&淡路島一周」の時と同様に、カンパニョーロ・ユーラスにコンチネンタルGP4000sの組み合わせの方がベターだったかも知れませんが、残念ながら今はそれぞれ別の組み合わせになっていて、それを組み替える余裕はありませんでした。

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そして今回の小郡〜萩ルート最大の峠である雲雀峠です。
標高は242mで、この道は赤間関街道の中道筋にあたります。

峠としては大した事がありませんが、なにせ15kgくらいの荷物を背負っているが、肩や上半身にかなり来ています。
しかも、久々のハードな運動の為に脚にも少しきています。

結構途中で休憩&休憩。
たかが60kmくらいだと思っていましたが、相当に体力が落ちていました。

その雲雀峠ですが...
実は小郡方面からは大した勾配ではありませんでした。

峠を越えると、あとはひたすら下りでした。
下って、下って、また下ります。

あ〜楽だ〜。と思ってはいけませんね。
帰りはこの道を登ってくる事になるのですから。

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明木で国道262号線に合流。
その先で道は2つのルートに分かれます。

一つはそのまま阿武川渓流に沿って萩市内へと至る国道ルート。
こっちの方が勾配がなくて楽そうです。

そしてもう一つが、新しいバイパスとして作られた県道32号線です。
以前は「萩道路」というトンネルをメインとした有料でした。
ショートカットのルートですが、山越えをしなければなりません。

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本来であれば、もう峠越えの気力は残されていないので、渓流沿いの国道ルートをチョイスするのですが、今回は何と「グルメ」巡りもテーマの一つにしてしまったので(今朝決まりました)、旧有料道路の料金所沿いにある「道の駅・萩往還公園」内にあるグルメバーガーを食するために、最後の気力を振り絞って峠越えに望んだのです。

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目的地が目前にあった為か、思ったよりも峠の坂はきつくはありませんでした。
そして2つのトンネル。今回初トンネルを抜けると、そこは「道の駅」でした。


見蘭牛ダイニング 玄

見蘭バーガーと見蘭コロッケです。
と、店に行ってみると...。

な、なんとテイクアウトは見蘭コロッケ以外は売り切れ、っていうか本日は販売していないようで...。
一方、店内はかなり待ち時間が長そうな状態でした。

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やむおえず、見蘭コロッケ 200円一個。

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激しい運動の合間に食べるものではありませんが、もう萩市街目前なので大丈夫でしょう。

今日のお昼はこの見蘭バーガーとエナジードリンクと明治VAAM(ヴァーム)でおしまい。

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そして久々の萩市街へと到着。
今回お世話になる「民宿・萩の家」さんは昨年の夏にお世話になった元遊郭の「旅館・芳和荘」さんのすぐ近くです。

とりあえず、宿に重たい荷物を預けて市内散策に出発しました。
ああ、もう身軽さに感動です。

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昨年の夏にお世話になった元遊郭の「旅館・芳和荘」

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萩は今回で4回目ですが、菊ヶ浜を眺めるのは初めてかも。

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萩城址も初めてかも。

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菊屋横町は何度も来ています。

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萩で3つ目の重伝建に指定された浜崎町も久々でした。

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まだ時間があったので、市内に残る酒蔵へ。

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そして宿へ。
の前にドラッグストアでエアサロンパスを購入。

体が悲鳴を上げていました。

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そして夕食です。

ああ、体がかなりヤバイ。
明日から大丈夫かな。

本日の走行距離100km。





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