2013年07月07日
ぶらり、電車で読書【小田急ロマンスカー】で箱根往復の旅
今日は読み終えなくてはおけない本があったので1日中読書にふける日としました。
しかし、自宅では集中力が続かないうえに、折角の休みの日に家にずっといるのももったいない。
と言うわけで、外へ出て読書をする事にしました。
でも湿度の高い猛暑の今日において、公園で読書というのは自殺行為に近いし、かといって喫茶店で長居をして読み終える量でもありません。
で、ときどきやっているのですが、やっぱり読書は電車でしょう。
エリアを移動している高揚感と、列車独特のグルーブ感が読書には最適。
通勤列車で読むのであれば一番経済的ではありますし、東京では山手線という無限ループもあります。(実際には何回か回ったあとで終点が存在しますが)
折角のウィークデーを満喫するなら、ちょっと遠くまで足を伸ばして、できれば特急列車でコーヒーでも飲みながらゆったりと贅沢な読書を...。
で、首都圏でJR線以外に特急列車を運行しているのは、西武鉄道、東武鉄道、小田急電鉄くらいしかありません。
この3社の中で特急列車に使用されている車両がずば抜けて優れているのが小田急なのです。
しかも、行き先が「箱根」という旅情上申し分ない終着駅。
距離的にも丁度いい感じです。
小田急ロマンスカーには、比較的新しい30000形(EXE)や50000形(VSE)60000形(MSE)の他に、いまだ古い車両の70000形(LSE)もかなりの本数が走っています。なので注意しなくてはいけません。
やはり希望はずば抜けてアコモデーションが優れている50000形(VSE)ですが、これは極めて本数が少なく、また早朝には運行されていません。
地下鉄乗り入れ対応として登場した60000形(MSE)は主に御殿場方面への運行。
通勤特急も兼ねて圧倒的に数の多い30000形(EXE)の「はこね3号」新宿発は7:30。
これに乗りました。
箱根湯本駅には8:56着と、1時間30の乗車時間。
今日は観光ではなく、読書が目的なので箱根に長く滞在するつもりはありません。
折り返しは、ちょうど約2時間後の10:47箱根湯本発の「はこね10号」50000形(VSE)がありました。
1日に朝夕の2本くらいしか走らない稀少な列車なので、この列車で帰る事に。
最前列はさすがに取れませんでしたが、10号車の比較的前の方の席を取ることができました。
さて、この2時間をどう過ごすか。
駅のホームで読書するのは「箱根」まで来てもったいない。
箱根湯本にある日帰り温泉でも入ろうかと思いましたが、今日は鉄道に徹する事にしました。
ちょと向かいのホームから箱根登山鉄道が出発します。
車両は古いモハ1形でしたが、旅情があって良いです。冷房はありません。
終点の強羅まで片道約40分。往復でギリギリ「はこね10号」に間に合います。
箱根登山鉄道は、日本の鉄道で最も古い鉄橋や、日本最大勾配80パーミル(世界でも2位)、3箇所のスイッチバックに半径30度の急カーブなどアトラクションとしても十分楽しめる路線です。
偶然にも乗った電車の車掌は有名な「噺家車掌」落合さんでした。
箱根湯本駅から終点強羅駅までしゃべっりっぱなしの観光アナウンス。
スバらしい。
ちなみに強羅駅で折り返しの列車の車掌もやっぱり落合君。
ゆっくりとした往復1時間30分もなんかあっという間でした。
しかし、箱根は避暑地だけあって、涼しかった〜。
夏は過ごすなら軽井沢か箱根ですわ。って感じ。
楽しい登山列車の一時が終わって、再び特急列車で東京へ戻ります。
10:47箱根湯本発の「はこね10号」50000形(VSE)やっぱりいいですね。
始めて乗る先頭車両。
いつかは最前列に乗りたいものです。
イスは進行方向に真っ直ぐではなく、少し窓側を向いています。
さすがです。
運転手さんが格納式のタラップで運転室に乗り込むシーンも見る事ができました。
なんか宇宙船みたいッス。
50000形(VSE)は静かで振動も少なく乗り心地が良く、落ち着いた木目基調で、
へたな喫茶店やホテルのロビーよりもくつろげます。
読書にはもってこいでした。
と、いう訳で昼には新宿に戻ってきました。
ここから他の列車に乗り換えても良いのですが、今日はここまで。
本も半分近く読み進んで面白くなってきたので、残りは家までの地下鉄と自宅で読み終える事ができるでしょう。
それにしても暑い1日でした。
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