最近、すっかりお気に入りになってしまった、飯能奥武蔵ポタ。
都心から電車一本でアクセスできる立地の良さ。
西武池袋線の飯能駅を出発拠点に、南にはJR中央線・青梅線の青梅エリア。
中小の峠も多々あり、ヒルクライムの練習も兼ねた森林浴には絶好の場所です。
温泉もあるし。場合によっては里山の民宿なども...。
「東京近郊にもこんな場所があったんだ〜」
と、さすが東京の奥座敷とも称される場所です。
今回はORBEA ORCAを持って来ました。
ORBEA ORCAを輪行するのは今回が初めてです。
前輪を外すだけで済むmont-bell(モンベル) のコンパクトリンコウバッグ・クイックキャリーのパフォーマンスの高さにすっかり魅了され、思わずORBEA ORCAをも輪行ポタに連れ出してみたくなったのです。
ホイールは今回もまたマビックのキシリウムSLSです。
他のホイールを差し置いて、すっかりお気に入りです。
「シンプル輪行」これほどスバラシイものは無いですね。
交通量が多くて、信号も多く、空気の悪い都心から電車一本(もしくは乗換あり)で自然の里山へワープです。
いちいち自転車を「分解」して「梱包」する作業はできるだけシンプルにしないと、気負けして長続きはしないですから。
「輪行バッグ」は大切な高価な自転車を守る為に「タフ」さが優先されると、とかく「生地が厚く」て「重く」「大きく」なりがちです。
移動距離の大きな輪行であれば、求められるスペックはその距離に応じて大きくなっていいきますが、前輪だけを外す程度の「プチ&チョイ」輪行程度であれば、その要求スペックはギリギリまで要求レベルを下げる事ができるはずです。
しかし、それを高次元で実現したのが、日本が誇るアウトドア用品メーカーであるmont-bell(モンベル) の「コンパクトリンコウバッグ・クイックキャリー」でした。ちょっと遠回りしましたが...
さて、飯能駅を出発します。
前回は小雨が降る天候でしたが、今週はいたって晴天に恵まれました。
低い気温に備えて秋ウェアに身を包んで来ましたが、今日は夏ウェアでもよかった...。
しかし日影に入ると寒さを覚える低い気温で、その寒暖の差に驚かされます。
どっちがよかったのだろう...。
走り出して10分ほどで、森林浴前回です。
気持ちいい〜。
すげーぜ「飯能」って感じです。
さて、ネタが続かないので、少しばかりこの地域の歴史を紹介してみたりします。
この飯能から名栗村一帯はその昔、まあ最も栄えた江戸時代ごろの話しですが、「西川」と称され(おそらく入間川・名栗川を指すか?)大都市・江戸の町を支える「西川材」ブランドの杉や檜の産地として栄えました。
当時世界最大の都市とも言われている江戸の町の急速な人口増加と都市建設、さらに頻繁に江戸を襲った大火によって、その木材需要の供給地としてこの飯能では林業が主産業となり木材の集散地となっていきます。そしてそれは「飯能は江戸の大火を引き受ける」といわれるほどに成長していきます。
江戸時代における木造の都市は、一度大火となれば現在では考えられないほどの被害を及ぼします。それは壊滅的に被災した大都市江戸の復興を資材で支える飯能を意味しています。
ちなみに、となりの奥多摩・青梅地区は江戸時代の建物を支えるもう一つの資材、「漆喰」(しっくい)つまりは石灰の産出地として栄えた場所です。
そんな地域の歴史に思いを馳せながら、走る事のできる場所がこの奥武蔵なのです。
と、飯能駅を出発して40分ほどで(旧)名栗村の中心部に到着。
時刻もちょうど「ターニップ」の開店時間を少しすぎた頃合いでした。
まだ昼には少し早かったのですが、サイクリストがポチポチと店への坂を上り始めていたので、席を確保する為に急いで後を追って入店。
でもまあ、なぜかみなさん店内に。
もちろん私はテラス席へ。
前回と違ってこんなに天気が良いのにね。
注文はランチメニューで前回同様「焼きカレー」セットと、今回は単品で「トマトとバジルのモッツァレラチーズピザ」です。このお店はピザも美味しいらしいので。
ランチセットのサラダは前回同様。
「おいしゅうございました。」
そして「トマトとバジルのモッツァレラチーズピザ」と「焼きカレー」がほぼ同時に出てきました。
少し時間をずらしてくれるとうれしいのだが...と前回も同様に思いました。
あきらかに一人なのですから。
そしてピザがでか〜い!!
宅配ピザのMサイズとLサイズの中間くらいあります。
まあ、単品で頼んだらフツ〜はこれくらいのサイズかも知れませんね。
で、やっぱり焼きたてピザは美味しかったです。
シンプルなピザを選びましたが、これが大正解。
食べきれないかと思いましたが、完食してしまいました。
ピザに手こずって、少しばかり放置されていた「焼きカレー」。
猫舌ではありませんが、食べやすい温度になっていました。
熱々で食べた前回よりも、味が分かりそうです。
チーズに半熟卵で濃厚&クリーミーなカレーです。
でも、もう少しカレーっぽい辛さがあった方がいいな〜。
カレー風味のドリアです。
でもクセになる。
今日は前回の反省から、食後のコーヒーはホットで。
もうはんなりしてしまいました。
しかし今日は天気が良いせいか、店が混み合ってきたので、そそくさと退散。
想定以上のカロリーを食してしまったので、胃への負担に気を使いながらも、ゆっくりと名栗川の上流地域へとペダルを漕ぎました。
山を分け入るように、山岳地域へと入っていきます。
でも今日は峠を越える気力も体力もありません。
あわよくば「山伏峠」を越えて秩父へと...とも思いましたが、やっぱり今日は無理そうなので峠の入口を確認しただけのロケハンで終了。
来た道を引き返します。
名栗村中心部を過ぎて、前から気になっていた「名栗川橋」にちょっと寄り道。
大正13年(1924年)に造られた埼玉県最古のコンクリートアーチ橋である「名栗川橋」。
竣工当時、道路橋としては県内で最大スパン、関東地域でも箱根町にある「玉之緒橋」に次ぐスパン長を誇る橋でした。
なので「土木学会選奨土木遺産」に選定されているそうです。
橋からみた入間川(名栗川)と名栗渓谷。
なかなか自然に触れることの無い日常ですが、やっぱり自然は気持ちいい〜。
そしてまた、輪行で日常の生活へとワープして戻っていくのです。
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