今日はBA3を使ってエルゴン新型バックパックのフィッティングの初期設定を行います。
これはBA3もBX4も同じです。
バックパックの初期設定というところがエルゴンですね。
今度のエルゴン新型モデルの体型フィッティング方法は、以前の「BC」シリーズとはまるで異なるコンセプトです。
ビジュアル的にも、ぱっと見る感じでは、一般的なバックパックに回帰したようにも思えます。
でも、実はやっぱりエルゴン。的な独自性がもりだくさんでした。
の前に。
以前からエルゴンのバックパックにはスモールとラージの2種類のサイズがあります。
これは、何だろうと思われた方も多いかと思います。
実はこれはバッグの容量ではなくて、身体にフィットさせるためのストラップ部を中心としたサイズなのです。
エルゴンのバックパックは腰骨の位置をキーポジションに定め、そこを中心にショルダーストラップの長さと背中部のパッティングの位置や面積が違っています。
おおよその基準としては、スモールサイズ(身長155〜175cm)、ラージサイズ(身長170〜195cm)で身長や体格に合わせて選択するとベストなフィッティングとなるようです。平均的な日本人の体型ならスモールサイズがベストです。
さて、多くのアウトドアメーカーがバックパックの開発において、あらゆる状態での身体とのフィット感を向上させようと腐心していますが、エルゴンのバックパックの特徴は肩掛け部(ショルダーストラップ)の位置を変更する点です。
そもそも体格が違うのに同じ肩掛けの位置では、どれだけのアジャストシステムを用意しても、そうなかなかはフィットしないのではないかと考えたわけですね。
で、今回のBX及びBAシリーズに用いられたのが、4段階に高さが変わるショルダープレートです。
これは以前から基本的な設計思想は同じです。
ストラップ部がバッグ本体と独立しているのです。
まず、背中にあたる左右2本のパッド部。
これ剥がれます。
なので剥がします。
ショルダーストラッププレートをめくり上げ、固定しているベロクロバンドを剥がします。
すると、何という事でしょう!!
ショルダーストラッププレートが外れます。
ここから設定です。
ベロクロバンドを通す穴は4つあります。
ここで身長に合わせたベストな高さを選べます。
背面パネルの取り付け位置は
S(155〜160cm)
M(160~165cm)
M〜L(165~170cm)
L(170~175cm)
なので、身長170cmの私だと、MかLの位置がベストだという事になります。
ちなみに、バッグのサイズは「スモール」を買ったのですが、なぜか取り付け位置に「XL」の表記があるのが少し記になります。
4段階の位置はサイズの文字が隠れるように、穴から穴へとバンドを通します。
そして、しっかりとバッグ本体に固定。
バンドに遊びや緩みが無い事も確認。
そしてパッドも戻します。
最後に、背中と腰の部分に内蔵されているアルミプレートを適度に曲げて、身体のラインにフィットさせます。
ちなみに大型のBX4は横方向に加えて、縦方向にもアルミが入っており、ライディングポジションの背中の丸みに沿って曲げる事ができます。
さすが、自転車用バックパックです。
エルゴン・バックパックの初期設定完了です。
お疲れ様でした。
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