2013年12月22日

ぶらり、西濃運輸の「カンガルー自転車イベント便」で自転車を沖縄に発送してみました

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今年もあと1週間で終わりです。

そして今年も年末年始は自転車を持って旅に出かけてきます。

で、今回は西濃運輸の「カンガルー自転車イベント便」を使います。ついにです!!

カンガルー自転車イベント便を使うには西濃運輸のネットサービス「マイセイノー」への登録が必要なのですが、これは1年間利用しないと自動的に抹消されます。私は昨年に登録していたのですが、案の定抹消されていて、再登録。

同じく、この日の為に買ったままず〜っと押し入れの肥やしとなっていたオーストリッチのOS-500トラベルバッグも遂に初使用となりました。
買っておいて良かった〜!!

思えば2年前にカンガルー自転車イベント便を知ってから、いままで一度も使った事はありませんでした。使う機会が無かったからなのですが、ついにそのサービスを使う日がやってきたのです。

その理由は

(1)現地での足が確保できなかったら。

(2)輪行で行くことの出来ない場所だから。

その場所は

ずばり「沖縄」です。

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沖縄初上陸です。
今までの人生で46都道府県はすべて2回以上は訪れていましたが、沖縄だけはいまだに行った事がありませんでした。

その理由は

(1)遠いから

(2)飛行機でないと行けないから

3年前までは全国各地を車で廻っていまして、およそ離島を除いて車で行ける場所は何千キロ走ろうとすべて車で走ってきました。
車を手放してからは、電車や高速バスなどの交通機関にシフトしていくのですが、飛行機だけはどうも苦手で乗った事が無かったのです。

それも、今年の春に古い町並み散策の集まりである「いらかぐみ」のオフ会が四国は愛媛県で行われた際に、時間的な余裕がなかった為人生初の空路を使ったのです。
もちろん、チケットから搭乗手続きまですべて同行者のお世話になりましたが...

長年避けてきた飛行機も実際に乗ってみると、思ったよりも悪くない。まあ、緊張はしましたけど、これは今後の移動手段の一つとして加えるのもありかな?と。

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で、飛行機はいいとして、なんで今回沖縄かというと、まあ話せば長くなるのですが、ちょと仕事に絡んで沖縄の話題が出てきまして、でも私はいままで沖縄に行ったことが無い。沖縄が実際にどんなところなのか知らない。

私にとって沖縄は海外に行くのと同じ感覚です。
台湾・グアム・サイパン・ハワイのそれに行くのと同じ。

まあ、そのうちいつかは行くだろう。かも。

と言うわけで、いろいろ悩んだあげく今回行ってみる事にしたのです。
シーズンでは無いので空いているだろうし、安いだろうと。
実際沖縄自体にはあまり興味はなかったのですが、良いタイミングだったのでいつ行くのか「今でしょう!!」という事で。

でも当初は本当は北海道を鉄道で廻ろうと思っていたのです。
で、朝の5:30からJRの緑の窓口に並んでお目当ての列車のキップを取ろうとしたのですが、すべて玉砕。

沖縄行きを決断したのが遅く、まず格安航空券サイト「空旅.com」で飛行機の空席がある事を確認。
そしてダメもとで宿に連絡。
なんとかドミトリー(相部屋)を確保する事ができました。

そして往復の航空券を購入。格安のLCCで確保できました。
JALやANA国内線の半値近い価格なので、どんな飛行機のどんなシートか心配ですが3時間程度の搭乗なので大丈夫でしょう。たぶん。

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しかし、問題が...。

現地での足が確保できない。そうレンタカーがすべて満車で借りる事ができなかったのです。最悪軽自動車や商業用バンでも…しかしそれすらありませんでした。

そこでやむおなく自転車を持ち込む事に。

おそらく沖縄で雪が降ることはないだろう。お世話になる宿に電話で問い合わせてみると、まだこの時期の気温は20度から16度。2月ごろになると本州並みに低い気温となるそうですが、十分自転車に適した気温で一安心。 

でも、心配しないといけないのは発送先が沖縄ということ。

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とりあえず西濃運輸に問い合わせました。
今日の発送で沖縄到着日に間に合うのか。

沖縄へは船便と航空便があります、今月の最短便は船便となるそうです。船便は航空便よりも輸送料金は安くなりますが、日数が掛かります。東京から大阪まで陸路で、大阪港から沖縄まで船便となるそうです。

12月22日の午前中の集荷で、ギリギリ30日に到着。(するかも)
ちなみ申し込みはWEBサイトで行わなければならず、そのリミットは(今日の)21日の15:00まで。

しかし、いろいろ問い合わせる事が多くて大変だった!!

当初、最寄り営業所へ問い合わせを行った際は、沖縄への発送は輪行袋ではなく専用ダンボールが必須とか。
え〜西濃運輸のHPにはオーストリッチOS-500が紹介されていて、それでOKと書かれているではないか。

ああ、沖縄へはトラック輸送ではなく、航空便か船便となるので荷物の扱いが保証できないのかな?やむを得ないか...

だが、ここで大問題となる。
自転車専用ダンボールは持って入れれば良いが、無い場合は西濃運輸で買うか(8,000円)、レンタル(2,000円)するしかない。普通は買っても部屋に置いておく場所など無いので借りるしかない。

しかしこの自転車専用ダンボール。西濃運輸の本社にしか無く、ダンボールが自宅へ届くのが最短の到着で12月24日。
とても間に合う訳がない。絶望的。

営業所から本社の担当部署にバトンタッチされて、さらに詳しい説明を受けることに。タイムリミットが迫ってるのに〜。
で、西濃運輸本社の方の説明では、発送は必ずしも専用ダンボールでは無くとも良いらしく、しっかりとした輪行バッグであれば自己責任で問題ないとの事。

ところが次の問題が発生!!「カンガルー自転車イベント便」の申込みフォームにおける到着日の指定が、来年1月7日以降となっている。こ

「ありえな〜い!!」

これでは今回の計画がすべてパーだ!!そもそも営業所との話しと違う!!。

が、この件も簡単に解決した。申し込みを管理するコンピューターが年末年始の休みやなんやらを考慮して出した自動計算なので、実際の配達状況は営業所に確認した上、集荷時に修正するとのこと。う〜ん、いいのかそれで...。

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さて、カンガルー自転車イベント便の次なる問題は、集荷時間を指定できない。平日(月〜土)10:00〜19:00、日祝日10:00〜15:00と大まかな時間帯の中で、当日集荷ドライバーから集荷時間の連絡が入るようになっている。(ここで多少は交渉が可能)

沖縄へ発つ貨物便は明日22日の昼に営業所を出る。そして集荷は22日の午前中が最短となるらしい。ここは営業所が最優先で集荷してくれる事になったのだが、できれば本日の夜間に集荷して欲しかった。

明日は昼に人と約束があって、午前中には自宅を出ないといけなかったのだ。

と、いうわけで当日中に営業所へ直接持ち込む事にしました。

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さて、往復発送なのであるが、帰りは年末年始休業を挟むので、1月6日以降の集荷となります。私は2日に沖縄を発つので発送は宿にゆだねる事にするしかない(ちょっと不安)。6日の集荷で東京までは約一週間。1月12日以降の到着予定。

いつ届くか分からない荷物を配達時間も指定できないので、重い自転車をドライバーが再配達する手間とこちらが再配達させる手間を考え、復路の荷物も営業所止めとしました。

往復割引1,000円と営業所持ち込み・引き取り割引300円×2で18,330円となりました。

今回沖縄に持ち込む自転車はSPECIALIZED Roubaix SL3にした。ホイールは一番無難なMAVICキシリウム・エリートにしておこうかと思ったものの、折角記念すべき沖縄の地を走るのだからと、MAVICキシリウムSLSにした。

輪行バッグにはまだまだ余裕があるので、フロアポンプの他、クッションも兼ねて自転車ウェアやシューズ、着替えなど衣料品を隙間に詰め込んだ。まだ余裕があったので現地での行動用にエルゴンのリュックも入れた。

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自転車輸送では、リアディレーラーの破損が多いらしく、ディレーラーを外して送る人も多いのだが、調整が面倒臭そうなので、ヘルメットで保護してみた。ちょうどキレイに収まって、ファスナーもちゃんと締まった。

ファスナーは自転車のワイヤー錠をかけて封印。
梱包完成!!

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布団のようにゴツくてかさばるオーストリッチのOS-500もこうして見ると頼もしいかぎり。
多分問題なく沖縄に着くだろう、という希望的観測にさせてくれる。

まだ隙間があったので、もう少し他の荷物を詰め込んでもよかったかも知れない。
でも、まあ重ければ重いほど手荒に扱われる恐れもあるので、このへんがいいところかな?
自転車本体は9kgを切っていますが、輪行バッグ自体が2kgほどあって、全体で15kgほどになっているもよう。

よし!!知人から車を借りて営業所へ。

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営業所では本社から直接連絡が行っていて伝票が作成されています。自転車(輪行バッグ)を抱えて営業所の事務所を訪ねると、すぐにわかったようで、手続きはあっという間に終わって、自転車は奥へと運ばれていきました。

自転車が無事に沖縄に届くのをただただ祈るだけであると同時に、もう自分自身が半分沖縄に旅だったような気になりました。





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