2014年01月01日
ぶらり、今年の年末年始は初めて沖縄に来てみました【3日目・前編】
2014年、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今日は天候にも恵まれ、初日の出は沖縄の名護、羽地内海(はねじないかい)越しに拝む事ができました。
と、いう訳で今年は沖縄からスタートします。
そして今年の初走りは沖縄島の北部・ヤンバルの地を一周してきます。
まずは最北端の辺戸岬(へどみさき)を目指して出発。時刻は8:00。
2日間のトレーニングの成果?かペダリングが軽い。
まだ疲れが抜けきってはいませんが、ケイデンスを多めに走っているとまったく何も感じません。
途中のファミリーマートで食料を買い込みます。
自宅からもず〜っと使わずにいたゼリー飲料やカロリーメイトを持参していたので、この先食事場所にありつけなくてもなんとかなりそうです。(今日は元旦だし)
北部の西海岸は海岸線に沿った平坦な道なので、結構ハイペースで先に進めます。
とりあえず最初の休憩&朝食場所は宿から16km地点にある大宜味村の道の駅「おおぎみ」。
今朝も少し肌寒いくらいの気温だったので、冬用ウェアが丁度良い具合でした。
この後昼間は何度まで気温が上がるかはわかりません。
道の駅「おおぎみ」の自販機で暖かいコーヒーを買って、海をみながら軽い朝食...のつもりが結構お腹に入っていって、持参した食料の半分くらいを食べてしまった。
沖縄の海はやはりきれいだ。
対岸には昨日渡った古宇利大橋が見えます。
大宜味村はいわば、都市近郊地域と僻地の境界線。
ここからいよいよヤンバルの地へと足を踏み入れていきます。
(注1:実際には恩納村・金武町以北を指します)
ちなみにヤンバルって「山原」の読みだったのですね。知らなかったよ〜。
ついに沖縄最北の村・国頭村(くにがみそん)に入りました。
道は平坦ですので、どんどん北上していきます。
まだロードサイドにはローソンやファミマがあります。
沖縄最北端の道の駅「ゆいゆい国頭」の先で、少し国道からそれて国頭村の市街地を走って見たり。
時刻はまだ9時すぎ。
脚はなんともないが、手がしびれてきた。
最初のトンネル「与那トンネル」を抜けた先の与那橋で小休憩。
宿から30km地点。
このあたりから徐々に海抜10m程度のアップダウンが増えてきます。
宇嘉地区でナビ(ATLAS ASG-CM21)の電源を入れてみる。
まだ10時前だというのに、だいぶ先端まで来たな〜とちょっと安堵。
徐々に標高を上げていくかな〜と思いきや、海抜10〜20mくらい登ったり下ったりのアップダウン。
かつて最高の難所と呼ばれた「芽打バンダ」(かやうばんだ)...「パンダ」ではなく「バンダ」の下を貫く宜名真(ぎなま)トンネルは県下最長のトンネルでしたが、今は2位に。でもしっかりと長く、ゆるやかな勾配で登っていきます。
トンネルを出ると標高36m。
トンネルの先には長い直線の上り坂が待っていました。
でも事前にルートラボで確認をしていたので、それほど苦ではありません。
最高地点の海抜は62mでその後アップダウンが続きます。
亜熱帯のヤンバルの原生林と大石林山、あ〜沖縄に来たな〜と実感した瞬間(その2)でした。
島建ての神「アマミキヨ」が降り立った地。沖縄の聖地。
そして辺戸岬へと下っていきます。
気持ちいい〜!!
まあ、帰りは登りが待っているけどね。
沖縄最北端に到着!!
距離にして約46km。まだ11時前です。良いペースで来ました。
「は〜るばる来たぜ、沖縄へ〜」
これから向かう先は、あの岬の先にある沖縄本島最北端の奥集落です。
で、どのあたりだろ、あれかな?と見ていたりしましたが、ここからは見えません。
さて、ここからは奥集落までほぼ下りだ〜!!
と、思ったら大間違い。
ひたすらに登りが続きます。
どこまで登るのかな〜かるく岬の起伏程度越えぐらいかと思っていたら...ガチで登っていきます。
一瞬、これはヤバイかと思いました。
高度計によると標高190kmを超え始めています。
そして、その後に待っているのはひたすらに下る下るの下り道です。
勾配は下りの方がキツイ。
と、言うことは逆からのアプローチだったらハートブレイクの峠ですよ。
ゾッとしますね。
気持ち良く下って行きますけどね。
で、国道58号線の終着点「奥集落」に到着です。
宿から55km地点にして折り返し地点です。
「奥集落」は小さな集落。
建物のほとんどが伝統的な古民家を今に伝える稀少な集落ですが、沖縄本島では国道58号線の起点になる場所として観光ガイドにも紹介されています。
国道58号線は鹿児島県鹿児島市を起点に海を渡って、種子島・奄美大島を経由してこの「奥」から沖縄本島に上陸しているのですよ。知ってました?奥さん。
国道58号線は日本最長の国道でもあります。
大半が海の中ですけど...。
しかし、だからといって特に変なおみやげ屋の類がある訳でもありません。
ふつうの変わらない生活のあるだけの静かな集落です。
まあ記念碑があるのと記念証明書を発行してくれるくらいでしょうか?
ようやく、ここに到着して本日最初の目的は達成しました。
いよいよ東海岸を走る第2幕の幕開けです。
後編につづく・・・
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