さて、今回の大雪は首都圏だけでなく、信越エリアにおいても交通に深刻な悪影響を及ぼしました。
この小淵沢駅でも、今回最初のハプニングに見舞われます。
まず、雪の影響で中央本線の特急「あずさ」は全て運休。
同時に普通列車にも大幅な遅れが出ていました。
今回の旅では、ここから先の旅程は特に細かくは考えていませんでした。
おおまかな案としては、
プランAは、まず松本方面に出てそこから篠ノ井線経由で直江津に出るか、大糸線経由で糸魚川に出て、そこから新潟を目指すか。
プランBは、一旦東京に戻って、そこから今度は常磐ないし東北方面を目指すか。
しかし、駅の案内放送で、下り松本方面は10分ほどの遅れに対して、上り甲府・東京方面は30分以上の遅れが出ており、さらに甲府から先の接続にも大きな障害が出ているもよう。
なので、松本方面に出る事に決定。
15分ほど遅れてやってきた松本行き普通列車(437M)に乗りこみます。
窓は完全に曇ってホワイトアウト状態。
なので、読書には専念できます。
ちなみにペットボトルのお茶と並んでいる携帯魔法瓶に入っているのは自宅から詰めてきた日本酒。
やっぱり雪国には日本酒でしょう。
いつもであれば、純米酒の熱燗を入れて来るのですが、今回は「生酒」しかなかったので、冷やのそれを入れてきました。
さて、松本行き普通列車(437M)は10分の遅れを取り戻すべく、吹雪の中を軽快に走っていきます。
が、思わぬ所でこの雪の洗礼を受けました。
茅野駅で最初の足止めを喰らいます。
一つ先の上諏訪駅で雪の為に先行する列車が故障。
点検の為に送電を落としているとの事。
こちらの車両には送電が続いているので、室内照明や暖房は維持されています。
当初は松本で昼食を、と思っていましたが、出発の見込みが立たないという事なので、とりあえず改札を出て駅のコンビニで軽食と飲み物を買い込みました。
30分ほどしてようやく諏訪駅の故障列車が出発したのに合わせて、こちらも出発。
しかし塩尻駅でポイント切替が雪の為に動かず、また足止め。
このポイント故障は松本駅構内で起きているようなので、先が詰まって動けないのです。
でも、まあなんとか50分ほど遅れて松本駅に到着。
ここでも電車の運行が乱れに乱れていました。
まず、大糸線が運休。再開の目途は立たず。
なので篠ノ井線で長野へ向かう手段しかありません。
しかし、この篠ノ井線がまず2両編成で乗車前から首都圏の通勤時間のような乗車率の高さ。
思わず引いてしまいましたよ。
この状態で約1時間以上かけて聖高原を越えるのムリムリ!!
と、いう事で後続の15:03発、特急「しなの13号」に乗ることに決めました。
別途・自由席特急券を購入。1,150円なり。
しか〜し。
先ほど出発しようとしていた篠ノ井線・普通列車がなかなか出発しない。
また雪の為にポイントが切り替わらず復旧待ち。
その影響で数珠玉式の後続の特急「しなの」も大幅に遅れていました。
あとで知る事になるのですが、特急「しなの」はJR東海が管轄の中央東線ですでに大幅な乱れが出ていたとの事。
そして1時間以上遅れて、なんとか塩尻にまでは辿り着いていました。
松本駅北側・篠ノ井線のポイントが復旧してなんとか篠ノ井線普通列車は出発。
安堵はつかの間、今度は松本駅南側のポイントが相次いで動かず。
名古屋行きの特急「しなの」も、上りの中央本線・普通列車もず〜と動けず立ち往生。
そのうち、松本駅のポイントは復旧したものの、今度は塩尻駅のポイントも動かずの放送。
日はだいぶ落ちてきました。
16時をすぎて、なんとか上りのポイントが復旧。
上りの中央本線の特急「しなの」と普通列車はようやく松本駅を出ていきました。
17時を過ぎたころ、塩尻駅のポイントが復旧。
特急「しなの13号」はなんとか動き出したようですが、今度は松本駅のポイントがまた動かず。
この影響で篠ノ井線の普通列車が運行できないのか、特急「しなの13号」の自由席は特急券無しで開放されるとの放送が。
いつ来るかわからないけど。
まずいと、ず〜と乗車列の最前列にいたものの、その列を離れ今日は松本で宿泊する事に。
前々から泊まってみたいと思っていや宿に電話をするも、あいにく満室。
駅前のビジネスホテルに泊まる気もないので、やはり長野を目指す事に。
駅で先ほど買った特急券を払い戻し、再びホームへ。
そこにはスゴイ列が出来ていました。
もう座れないかも。
時刻は6時をまわりました。
特急「しなの13号」は3つ手前の村井まで来たとの事。
ところが、これがガセでまだ塩尻を出たばかりだとか。
あと5分で到着が、15分になり、また到着時刻が未定に。
ようやく手前の駅に来たところで、また松本駅のポイントが動かず。
特急「しなの」が動き出しました。
「申し訳ありません、まだ動いていない模様です」
を5回以上繰り返して、ただただ待つばかり。
松本駅で待つこと約4時間。
ついに特急「しなの13号」が動き出しました。
みんな今度こそ来るか、来るのかと列車の入線方向を凝視します。
そして線路に積もった雪をかき分け、勇ましく入線してきた特急「しなの13号」!!
ですが....指定席はガラガラなるものの、2両しかない自由席は満席。
ほとんどは松本駅で降りるとの予想は裏切られ、実際に降りたのは2割程度。
結局車内になだれ込むも、席には座れず。
そして今度はまた、篠ノ井線側のポイント動かずで足止め。
このままでは最悪だ。と
急いで列車を降りて、改札を出、みどりの窓口で指定席を購入。
指定席車両も自由席券および特急券を持たない乗客で溢れていましたが、実際に指定席券を持っている乗客はわずかななので、無事に席に座る事ができました。
特に今日は予定を立てていないので、最悪このまま車内で一夜を明かすのも一興かな?と余裕綽々。
読まないといけない本も沢山持って来ているので、これは結構効率よく消化できるかも。
しばらくしてから、ポイントが復旧して特急「しなの13号」は松本を出発。
山岳線である篠ノ井線を特急列車で越えるのは初めて。
日は完全に落ちてしまってますが、やはり特急は快適です。読書も進みます。
しかしこの後、長野駅に到着するのは19:30ごろ。
この先、どうするか。
長野新幹線で東京にもどるか。
しなの鉄道で上田あたりに出て宿を探すか。
それとも日本海の直江津に出て、宿泊して明日の旅程を考えるか。
特急「しなの13号」は19:30すぎにやっと長野駅に到着しました。
ホームの向かいには長野19:42発〜直江津21:19着の「妙高9号」が止まっていました。
「妙高」は普通列車・一部快速ですが年季の入った国鉄時代の特急列車を使用しています。
なので、古いといえどもリクライニングシートで直江津まで行けます。
しかも、ナイスな接続ですが….
なんか、でも今日は結構疲れたので新幹線で一度家に帰ろうかと、思って長野駅に降りました。
しかし!!なんと長野新幹線は大宮駅で雪の為ポイントが動かず〜な状態でダイヤが乱れているではないですか!!しかも新幹線改札口には長蛇の列が。
これはやばい!!
こうなればもう日本海に出るしかない!!日本海に出よう!!
しかし、時間が無い!!と「妙高9号」の待つホームへダッシュ。
う〜軽食か何か買いたいけど時間がない。
が、「妙高9号」は遅れて長野に到着する新幹線の乗客を待つとの事。
なんと。とりあえず席に荷物を置いて、軽食を買いに駅へと戻ります。
が、駅内のコンビニ・売店は改札の内外共に、パンやおにぎりなど食事になりそうなものは全て売り切れていました。
やむを得ず、ドーナツとスナック菓子とワンカップの日本酒を購入。
でも、車内で飲む気にはなれず、「妙高9号」は15分遅れで出発。
直江津には21:30ごろ到着予定です。
この時間まで食事はお預けか〜。
の、前に宿を確保しないと。
直江津はそこそこ大きな町なので、ビジネスホテルもありますが、できれば安い商人宿・ビジネス旅館がいい。で駅前に2軒あるらしいので、伝統的和風建築の方から電話。でも宴会の為に断られ、もう一軒に電話。
渋々OK、1泊5,000円との事。しかも10時までにチェックインしてほしいとの事。
でも、まあ雪でこの先どうなるかわからないので、やばそうになれば電話してくれとの事。
「妙高9号」は出発が遅れたものの、その先では特にトラブルもなく、そのまま20分遅れの21:29に直江津に到着。
駅の改札で宿に電話。
宿は駅から徒歩3分とあったが、実際には徒歩1分ほどの場所にありました。
旅館「越路荘」
電話:025-543-2343
住所:新潟県上越市中央1丁目1−4
一泊素泊まり5,000円(税込み)
入口では女将さんが待っておられました。
もしかしたら、今回も客はわたくし一人だけ?
まあ、それに近いことで、連泊の工事関係者が1組いるだけでした。
駅周辺には居酒屋も数軒あったのですが、先に風呂に入ってくれという事で、そうするともう22時です。
宿の近くにセブンイレブンがあったので、夕食は軽めにビールとサラダで止めておきました。
もう2時間早く着いていれば、地元の居酒屋や小料理屋などに入りたかったのですけどね。
あと、宿には有線ながらLAN環境があったのも理由。
ここで、今日の写真を整理して、旅程を軽くアップしておこうと。
時刻表とにらめっこをして、明日の旅程を検討したのです。
つづく...
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