peak designシリーズは終わりましたが、まだ撮影機材シリーズは続きます。
今週はようやく春らしく暖かくなってきたものの、うかつにもギックリ腰を患ってしまい、まだ自転車には乗れません。
そんな中でも、いろいろと立て続けにまとめ買いをしてしまったので、興味がある方はどうぞお付き合いください。
今回は、アルカスイス(ARCA SWISS)互換の自由雲台を買いました。の話。
peak design「Capture Camera Clip PRO」との出会いによって、初めてその存在を知る事になったアルカスイス互換という規格。
アルカスイスはスイスのメーカーではなく、ドイツのメーカーです。
元々は大判カメラを製造するメーカーでしたが、その大判カメラ専用の精巧な雲台を製作するにあたり、現在では雲台の方が主力になっています。そしてアルカスイスは国際的な規格となったようです。
知りませんでした〜。
このアルカスイスはかなり精巧な造りの雲台及びシューの規格だという事を知ると、いても立っても居られなくなり、いろいろと調べ初めました。
雲台の命、ボールも独特の形状をしているといいます。
もともとが大判カメラに合うように作られていますから、非常に精巧で安定感が高くて最高の使い心地という評判でした。
でもね。
高いんですよ、奥さん。
むちゃくちゃ高いんです。
雲台の種類は豊富ですが、標準的なサイズ(耐用加重)のもので、8万円ほどします。
とても手が出せません。
国内では、ポイント有りの有名カメラ量販店で約6万円台後半。
そしてAmazon.co.jpでも約6万円前後ほどします。
高っか〜い!!
で、いろいろ調べる中で辿り着いたのが、アルカスイス互換メーカー。
中でも『SUNWAYFOTO』という中国の高級プロ用撮影機材メーカーの製品が結構いいらしい。
なるほど、ネットで調べてみても、かなり精度も質感も高そうで申し分なさそう。
航空機レベルのアルミニウムやマグネシウム合金をCNCで削りだし、表面は硬質アルマイト処理を施して、さらに各種表記はレーザー彫刻。
中国製だからといって侮れません。
iPoneだってmade in chinaです。
まあ、かなりアルカスイス純正っぽくも見えますが、単なるコピーではありません。おそらくアルカスイスよりも使い勝手が良いかも。
今回買った『FB-44DL』自由雲台は最大荷重が30kg。
普通の一眼レフカメラなら大型の望遠レンズを付けても十分に耐えられるレベルです。
我が家のカメラ機材で見てみると、ちょっとオーバースペックの様な気もしますが、まあそこは安全率を取って余裕を見ています。
この(おそらく)アルカスイス製品とほとんど同じレベルの自由雲台が、なんと2万円台後半。
さらにAmazon.co.jpでは2万円を切る価格で売っています。
この価格なら十分に買ってみる価値はあるかな?
と。
そして実際に手にとってみると。これはもうコスパ高すぎの高い精度の質感に十分満足が行きました。
そして、使ってみるとやっぱりいい。
我が家の三脚はマンフロットですが、雲台はもうマンフロットには戻れません。
まあ、もともとマンフロットのクイックシューはあまり気に入ってはおらず、長年ベルボンのQRA-6Lを重ねて装着して使っていました。
しかし、アルカスイス互換規格というものに出会ってからは、もうこれ一本になりそうですね。
ちなみに、アルカスイス純正自由雲台。
日本では株式会社ケンコープロフェッショナルシメージングが正規取扱代理店ですが、もしどうしても安く手に入れたいならば、禁断の海外通販。
米国B&Hでは送料、手数料、税金など入れても約3万円台で買うことが出来るようです。もっとも国内サポートは受けられませんけど。
まあ、その辺は自転車パーツもいっしょですけど。
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