Appleという会社はハーウェアやソフトウェアにおいて、ときどき既存のユーザーやファンを無視した”改革”とも言える改良...モデルチェンジを行います。
こと、ハーウェアに関しては”性能至上主義”的な社風もあって、躊躇無くあたらしい規格を取り入れます。
MacではFirewireの規格がころころ変わったりThunderboltが登場したりといろいろありましたが、中でも電源アダプタ端子の変更は他にあまり例を見ないのではないでしょうか?
MacBookProにおいてはアルミボディになてから3回のモデルチェンジというか規格変更を行っています。
MacBookProの電源アダプタは「MagSafe」という規格で、コンパクトな機能性や賢さそしてコードを引っかけても簡単に外れて本体を守る安全性に基づいて生まれたものですが、それは今では前モデルである「MagSafe」という規格で達成され完成の域に達していたと思われていました。(しかもT字型からI字型に形状の変更はあった)
しかしそうは問屋が卸しませんでした。
新しいApple MacBookProのRetina Displayモデルは、潔く光学系ドライブを本体から撤去した事により、かなりの本体重量の軽量化と本体の薄さを実現しました。
その本体の「薄さ」によって電源アダプターも改良しなくてはいけなくなったのです。
よって「MagSafe」はより薄い「MagSafe2」となったのです。
形は初代のT字型に戻りました。
接続部の薄さは約1mm薄く、幅は約3mm長くなっています。
これは、接触面を確保しないと磁力の強度が不足してしまうためだそうです。
でもね、今のままではそれまで築き上げてきた既存のインフラを活用する事ができなくなります。いわば今現在に関しては「スタンドアローン」な規格なわけで。
そこでAppleから変換アダプターが販売されています。
「MagSafe-MagSafe2コンバータ」 980円
これで、旧「MagSafe」時代に買った予備の電源アダプターやApple Cinema HD Displayの電源アダプターなどを引き続き使い続ける事ができました。
よかった、よかった。
という話しです。
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