2010年10月30日
THOMSON シートポストカラー(シートクランプ)
さて・・・・
先日、購入したセライタリアのサドル「 MAX Flite GEL Flow 」は、その独特のレール形状から、シーポストを選ぶサドルである事が判明。
結果、シートポストを買い換えるという、不本意な支出を迫られる事となったのは前回の内容でしたが、また問題が発生しました。
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2010年09月30日
自転車フィッティングその壱
今日もまた雨です。
雨は嫌いではなく、好きな部類に入りますが、自転車で外出出来ないのが、ちと難儀ですね。
先週から取り組んでいる、自転車のフィッティング調整。
ヤフオクなどで、安いステムを寸法違いで手に入れ、いろいろ付け替えては走っての繰り返し作業を行ってきました。
ハッキリいって面倒くさい作業です。
ステムの付け替えが。
角度の違いも見るため、ひっくり返して付けても見ます。
でも、だんだんと良い感じになってきました。
サイズの的が絞れたら、本命のステムなどを購入します。
まあ、こればかりはその日の体調もありますし、走っていてフォームが出来てくれば、また交換する事になるかも知れませんが、それは仕方が無いこととして割り切ります。
サイズ違いのステム交換やひっくり返しての取り付けに加え、コラムスペーサーも入れ替えてみる。
やっぱり面倒くさい作業である。
で、新しいステムはSHIMANO PROコリャーク OSです。
サイズは100mmです。
シマノは最近価格統制が厳しいみたいですね。
1割未満ですよ。でも質感が気に入ったので仕方がない。おまけに定価も比較的リーズナブル。
カラーコーディネートでこれにしたような物ですが。
実は本命のステムが納期未定で、補欠が繰り上がったわけです。
ボントレガーの標準ステムは90mmですので10mm伸ばしました。
重量は120gから170gに、50gの増加。
ゲイリーフィッシャーのParagonは、各部パーツが結構な軽量パーツで組み上げられています。標準のステムも手にとって、その軽さに驚きました。
当初は110mmの長さが一番しっくりときたのです。直進安定性も向上して、姿勢も楽だし。(ここで前傾の方が合っている事を発見)指先の痺れも出なくなりました。
でも、なんかモッサリとしていたのですよ。車でいうとレクサス LSに乗っている感じかな?楽だけど、乗かっている感じ。
体の一部にはなっていないし、操作性も緩慢になっている?
ロードレーサーも持っているので、もう少し違った味付けをしようと、試行錯誤の奮闘が始まったのです。
まあ、100mmというのは、まあ間をとった妥協点とも言えなくもないかも。
このコリャークステムに合わせて、同じ色のシートポストも買いました。
こちらも本命が納期未定だったので、そのツナギ的な面もあるのですが、色・形はとても良いです。
1ボルトでの締め付け。独特の形状の台座ですが、この台座は3つのパーツで構成されていて、一回バラさないとサドルと取り付けられません。
しかし、一度バラすと、結構大変です。面倒くさい作業です。
ボルトにグリスを塗ったので、難航する作業の中で、手も本体もベタベタ。
やっと組立、というか取り付けが終わりましたが、角度や前後調整は
いや〜楽ですね。
おまけに剛性も高そうです。重量的にはこれも少し増加してしまいましたが、チョイスは正解です。いや大正解。
ついでにロードの「レオ号」もステムを交換しました。
標準の100mmから一気に60mmに。
かなり寸胴に縮まりましたが、乗車姿勢が極めて自然になりました。楽だし、より一層身体との一体感が増しました。
ただ、この一週間のチョイノリで、70mmでもよかったかな?と。
これも、来年にはまた交換する事になるでしょうね。
こちらの重量は軽くなっています。まあ当然ですがね。
パーツのグレードは2つ上がっています。
サイクルコンピューターの取付は、ちょっとキツキツです。
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2010年08月28日
GARY FISHER ParagonにCATEYE CC-RD300Wを着けてみた
「Pragonにサイコンを付けてみた・・・」
何が”みた”なのだろう。
Frettaと同じ約5,000円をもするキャットアイのサイコンを、実のところ、3ヶ月ほど悩んだ末の導入というかポチッだったのだが。
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2010年07月29日
GARY FISHER Paragon試乗車・大特価!
今日は、新宿四谷にあるTREK&GARY FISHER専門店の「Psycrithm」(サイクリズムと読む)に言ってきました。
今まで訪れたトレック・ストア各店よりも、こぢんまりとしてブティックのようなおしゃれでカワイイ店でした。
トレックの直営ではありませんが、ロードから子供用の自転車まで取り扱っています。この日も、パンクしたMTBを押して店に訪れる小学生くらいの男の子がいました。
店の奥では、納車整備と持ち込み修理を一人でこなす店長さん(?)の姿。
それよりも驚いたのが、店先にあるゲイリーフィッシャーの29er「Paragon」の2010年モデルの試乗車。少しカスタマイズされていますが、これがなんと18万5千円で売りに出されていました。
おお。まあ、”中古”ですが、これはかなりのお得ですね。新車では無いので、かえって納車直後からアグレッシブに走る事ができます。
まだあるかは分かりませんが、気になる方はぜひ!!
Psycrithm
東京都新宿区舟町1番地スリーオークスビル1F
■営業時間:11:00〜21:00(不定休)
■電話:03-5919-2300
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2010年07月14日
GARY FISHER 「Paragon」納車レポその参
久々にParagon(以下、パラ号)をクローズアップ。
有名な?G2ジオメトリー設計?のシートポストぎりのリアタイヤ。
雪国では雪が詰まると動けなくなるという声も聞きますが、オフロードでの泥も詰まりそう。
まあ、おそらく、そ〜いう所で乗ることは無いと思いますが。
ちなみにディレーラーは前の持ち主がXTに換装していました。標準はスラムのX9です。
最近シマノはビジュアル的にも造形的というか、遊び心が出てきましたね。良い事です。
FOXのフロントショックには、右側に2つの調整ダイヤルが付いています。
中の「赤いダイヤル」がリバウンドノブ といいます。
12段階の調整が可能です。
リバウンド調節ノブを右回りに止まるまで完全に回した(フルイン)後、左回り(アウト)にクリック回します。
6回目が中間で、標準ポジションです。
リバウンドによって、圧縮後のフォークの伸張速度が制御されます。ノブを右方向に回すとリバウンドが遅くなり、ノブを左方向に回すとリバウンドが早くなります。
1〜6が遅い調整で、フォークが沈み込み、固い乗心地となります。タイヤの空気圧を上げる時には、リバウンドを遅くする必要があるそうです。
7〜12が早い調整で、速すぎると、トラクションが少なく、ホッピングが起きます。空気圧を低めにする際は、こちらがわの調整がよいそうです。
ふ〜む。
外側の「青いダイヤルレバー」はフォークのロックアウトレバーです。
フォークの圧縮ダンピング回路を閉じ、フォークを最大トラベル量に維持して圧縮を防ぎます。
レバーを右方向に完全に回すとフォークがロックアウトします。
ロックアウトさせると、昇りやスプリントの際に良いそうですが、運転者の体重によって沈み込みます。大きな衝撃がロックアウトされたフォークに走ったときに、フォークが“ブローオフ”します。怖いですね。気をつけましょう。
フォークのロックアウトは、レバーを左方向に完全に回すだけで解除されます。
AVID ジューシー5のブレーキレバー。
油圧式ディスクブレーキのレバーです。タッチ、質感は良いです。
ブレーキは怖いほど良く聞きます。
私は中古で買いましたが、新車納車の場合はパッドの「あたり」が出るまでまるで効かないそうです。
ごくオーソドックスな、標準完成車のシートポストとサドル。
サドルの乗り味は悪くはありません。
しかし、このシートポストは色気が無いですね。30万近くする車両のパーツとは思えません。
まあ、一箇所の調整で前後と上下を一度に行えるのですが、走行中にピキピキ言います。おそらく異音はここ。剛性が低いのでしょう。
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2010年07月07日
GARY FISHER ParagonにSHIMANO PD-MX30を着けてみた
Paragonこと「白パラ号」の為にペダルを新調しました。
やはり、本格的なMTB、しかも迫力のある29erには、それなりにタメを張れるアイテムが必要ですね。
以前から自転車ショップで見かけたオフロード用の大型ペダル。あまり興味もありませんでしたが、やはり数多く出回りかつ、レースなどでも使用?されているからには、ちゃんとした存在理由があるのではと。
Paragon購入に至るまでに、トレックのオフィシャルショップでいくつか試乗してきたMTBにはいずれもこの手のペダルが装着されていました。
試乗車にはビンディング・ペダルは付けないわけですが。
感想は意外に良かったこと。というか踏みしろが大きい事は良いことだと。漕ぐのも楽かも知れません。
また、よく分かりませんが安心感のようなものもあります。
で、いろいろ物色して購入にいたったのがコレ。
SHIMANO PD-MX30
まあ、無難にシマノとなりました。
とりあえず、「基本性能」を重視しましたが、ビジュアルも悪くはありません。値段はXTクラスのSPDペダルと同等かそれ以上しますが、「耐久性と回転性能」をうたっているので、それなりの造りなのでしょう。・・・・たぶん。
他社製でもう少し安いものもいろいろ見ましたが、質感は申し分ありません。アルミ削りだしではなく、鋳造ですが。
グリップ・ピンは長さが違う物を取り替え可能です。
今まで愛用していた三ヶ島のカーボン260が約275gでしたが、このペダルは492gと倍近くあります。
手に持った瞬間ズッシリときました。軽量マニアではありませんが、折角の軽い車体がどんどん重くなっていくのは少々残念でなりません。
いろいろ調べると、このタイプのペダルでは軽い方みたいです。1万円以上する特殊な材質のペダルを除けばという事ですが。
コストパフォーマンスは悪くはありません。
SHIMANO PD-MX30
楽天最安値6,900円(税込) ザ・パワフル
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2010年07月03日
GARY FISHER「Paragon」納車レポその弐
先日我が家に念願の29erMTB・GARY FISHAER「Paragon」が加わりました。
あまり知名度はありませんが、知る人ぞ知るMTBのルーツでもあるGARY FISHAERですが、ロードカテゴリは昨年からトレックに統合され、今年はMTB専門ブランドとして”延命”されていましたが、これもいよいよトレックに完全統合されてしまいます。
一応・・・GARY FISHAERのブランドは小さく残るそうですが。
車体のロゴはトレックになります。なんだか寂しいですね。
いまさらですが、「29er」は”トゥーナイナー”と読みます。ロードレーサーと同じ700cのホイールにMTB用のタイヤを履かせた結果、タイヤ外径が29インチになっていると言う意味です。
タイヤの径が大きくなると、どうなるのか?スバリ路面との接地面積が増えてトラクションは増大、登り坂でも前へ進みやすく、悪路で滑り難くなるのと障害物に対してもタイヤの挿入角度が小さくなるので乗り越えやすくなります。
さらに高速巡航が容易になります。ホイールにもよりますが、タイヤ量の増大に伴い下回りの重量は増すため、走り出しは重く感じますが、速度が乗ると慣性が働いて減速しにくく、さらに加速が増していきます。
しかし、取り回しが犠牲になっていましたが、それを解決するのが「G2」ジオメトリーです。
2010年からGARY FISHAERの29erの全てのグレードに標準装備となったG2ジオメトリー設計の専用フロントフォーク。
Fox F80 RL29 G2ジオメトリー
そして、「初」のチューブレスタイヤです。
ボントレガー XDX29 ×2.1 を履いてます。
おお、スゲ−。初体験です。重量の軽量化に大きく貢献していると共に、パンクに強く、パンク修理にも強い。
でも、パンク修理の仕方はおそら少し違うのでしょう。少し勉強しなくてはいけませんね。
ちなみに、ホイールはボントレガーのリズム29です。
先日、空気入れでタイヤに空気を入れた際、入れても入れても50数PSIしか入らず、へとへとになって諦めた事を書きました。
(タイヤは結構パンパンになっていましたが)
で、よくよくタイヤを見てみると・・・書いてありました推奨空気圧が。
30PSI〜50PSI と。な〜んだ。
ディスクブレーキも「初」になります。ちなみにParagonは油圧式です。
これもまた「エア噛み」とか輪行時における取扱の注意など、いろいろと勉強は必要ですね。
でも、制動力やタッチはVブレーキの比ではなく、惚れ込みました。
Paragon2010年モデルのブレーキはAvid Elixir5 ですが、2009年モデルはJUICY 5です。
2010年06月26日
GARY FISHER「Paragon」でぶらり、三鷹ポタ
今日は三鷹に仕事上の野暮用があったので、先週我が家にやってきたGARY FISHAER「Paragon」こと
「パラ号」(仮称)を連れ出す事にしました。
今日も朝から曇りでしたが、雨の心配はなさそうであり、気温もほどよく自転車に乗るには良い日和でした。
が、15分も漕いでいると汗が噴き出してきます。水分の取りすぎか?昨日、会社の人間と飲んで残っていたものもいっしょに吹き出したようで、後半は爽快。
それにしてもやはり驚くにのは、このタイヤの太さである。
給食の「揚げパン」を彷彿させます。
ロードやクロスに慣れると、極めて太く感じます。私の携帯よりも太い。(Cobia / Manbaは少し細く、シティライドなタイヤを履いています)
走ると、独特の低いロードノイズが付きまといます。
でも、安心感はあります。どこへも、どんな環境が来ても臆することは無さそうです。
空気圧はどのくらい入るのか分かりませんが、うちのハイパワーなTOPEAK ツイスターデジタル・フロアポンプを持ってしても、入れても入れても数値が上がりません。いくらでも飲み込んでいきます。
このフロアポンプでこんなに疲れたのは初めてです。旅先のパンクで携帯インフレーターで入れきる自信がありません。
とりあえず、50PSIくらいで十分タイヤがパンパンになったので妥協。まあ、MTBは空気圧が少し少ないくらいが・・・。
それでも、走り出すとショック吸収性はほとんど無い感じで、軽快に走っています。
迫力のある29erのホイールとタイヤですが、走り出しはちょっと重たいものの、走り出すと慣性が働いてスピードが落ちません。漕げば漕ぐほど加速していくというか、巡航中の漕ぎが
超〜楽です。
三鷹にある最近いろいろと話題になっている独立行政法人「JAXA・航空宇宙研究開発機構」の航空宇宙技術研究センター。
の、前を通り深大寺を目指します。
の前に仕事の野暮用を済ませました。
深大寺は都内で2番目に古い733年開祖のお寺だそうです。深大寺そばや深大寺温泉でも知られている都内の不思議な穴場のひとつ。
東京西部に15年以上住んでいて、この三鷹エリアも何度も行き来してはいますが、気にはなっていたものの、訪れるのは始めてです。
この一帯は豊富な湧水の影響で濃霧が多く発生し、蕎麦の生産に適していたといいます。もっとも「深大寺そば」が有名になるのは戦後の事とか。
現在、深大寺公園の大半は神代植物公園に占められています。もともと都内に植える街路樹の苗場だったところで、昭和36年に神代植物園となったそうで。
都内最大の植物園ですが、草花はあまり興味がないのでパス。
わざわざここへ訪れた目的は、テレビで時々紹介される風情ある参道と、深大寺そば。
「季節の野菜天もり」1,500円(そばは十割)
ちょっと量は少なめだけれども、まあまあ満腹。
蕎麦は(二・八)と(十割)を選ぶ事ができます。コシがあってムシャムシャと口の中で食いちぎる感じ。汁も私好みでしたが、天つゆと兼ねています。
GARY FISHAER「Paragon」はロードとまではいかないまでも、へたなクロスバイクよりも軽快に速く走ることができます。
ホイールの大きさから来る慣性の影響もありますが、最大の要因はその軽さでしょう。
自宅で計測してみたら、いろいろパーツやナビなどを付けてはいるものの、なんと
12.4kg!
輪行はもちろんですが、山岳路にも心強く迎えられます。
ただ・・・サドルが。やっぱし完成車純正品はそれなりの物なのでしょうね。30万近い自転車なので、悪い物はないでしょうけど。
ちょい乗りでは「いい感じに」に思えたのですが。数百キロを走るとなるとどうでしょうか。
本日の走行距離40km
最大速度38.9km/h
消費カロリー1500kcal
2010年06月21日
GARY FISHER「Paragon」が家にやってきた。
初春からトレックのオフィシャルショップを転々としてゲイリーフィッシャーの29erを試乗しまくっていた私ですが。
幸か不幸か?2010年モデルは早々とした生産調整によって、上位モデルは入手不可能となり、残りはエントリーモデルの「Cobia」以下しか選択肢が無い状態。
まあ、店と交渉して2010年「X-Cariber」の試乗車を、多少のディスカウントで手に入れようかなどの計画も練ってはいましたが、ここは潔く、今年もあきらめて来年モデルを待つかと「散財」の延期を可決しようと思っていた矢先に、「事件」は起きました。
ふつう・・・といいますか、この数年ヤフオクなどをウォッチし続けていましたが、ゲイリーフィッシャーの29erはまず見る事がありませんでした。
ところが!!たまたまダメもとでヤフオクを検索していると、あったのです。なんと「Paragon」が。
しかも、念願であった白のボディの2009年モデル。
おまけに、コンポーネントはシマノのXT&XTRに換装済みである。
単純に計算機を弾いてもかなりお買い得でした。X-Cariberの新車と同じ金額・・・。
ただ、今この時期に「現金」での「散財」は痛かったのです。実店舗ならば、ボーナス併用のカード払いで支払いを先送りできたのですが、ここでこの高額な買い物をすると、今年の財務計画に大きな修正を加えなくてはいけなくなります。
まあ、ここは堪え忍んで、誰かが落札することを願いました。出品情報を見ると、出品者は都内の方で、念のため質問で所在地を尋ねると、隣の区である事がわかりました。手渡しが可能なのです。
一応、「落札者がいなかったらメール下さい」と一方的なお願いを質問で投げかけ、ただひたすら落札者がいる事を待ち続けたのです。
が、薄々感づいてはいました。この「分かる人には分かる」微妙な価格設定に飛びつく人がどのくらいいるのだろうかと。
案の定・・・落札はいないままオークションは終了。
ここでも、出品者が私の連絡を無視して、再出品する事を心の片隅で臨んでいたのです。
しかし、その翌日。なんと出品者からのメールが来たのです。そこで私は本来発生するはずのヤフオク落札手数料と宅配の手間賃を差し引いた値引きを、失礼を承知で申し出ました。
ところが、先方はこの無礼な問い合わせを快く承諾してくださり。ここに取引が成立したのでした。と、いうか成立してしまったのです。
週末に受渡の日時と場所を決め、私は銀行で購入資金を下ろしました。
そして、ついに我が家にゲイリーフィッシャーの29erMTB 「Paragon」がやってきたのでした。
しかも、なんとか懸念していた保管場所の問題もクリア。
受渡場所から自宅まで約15kmほど走りましたが、やはり良いです。今まで乗ってきたMTBもどきやクロスバイクとは次元が違いいました。「乗っていて楽しい」を感じます。
おまけに、数々の試乗において腑に落ちなかったSRAMのシフターに代わり、シマノのシフターはやはり良いです。しっくり来ます。
なんだかんだで、最上級モデルを手にしてしまいました。
かなり前のオーナーによって手が加えられているので、これ以降の支出はほとんど無いでしょう。
とりあえず、自宅にあったいくつかの小物を取り付けました。
中には、来たるべくMTB購入に備えて買い置いていたものもありました。
もちろん、GPS・ATLAS ASG-CM11を取り付けシステムも完了です。
さあ、これで我が自転車のラインナップが完成です。
さて、さて。とりあえずこのGARY FISHAER「Paragon」を連れてどこへ行きましょうか。
2010年05月22日
トレックコンセプトストア・バイクプラス多摩で試乗「Paragon」
バイクプラス多摩
〒206-0034 東京都多摩市鶴牧2-9-15
TEL:042-311-2818
FAX:042-311-2819
営業時間:11:00 〜 20:00
定休日:水・木(祝祭日の場合翌平日)
今回は電車でトコトコ、多摩ニュータウンにあるトレックコンセプトストアの「バイクプラス多摩」へ行ってきました。
目的はもちろん「Paragon」に乗ること。この店には「Paragon」の試乗車があるのです。
お店は駅から少し遠いです。
お店に到着。店舗前の試乗車置き場に「Paragon」の姿が無く、まさか、と思いましたが、ちゃんと店内に展示してありました。
第一印象は
「軽い」
「X-caliber」よりも1kgほど軽く感じました。が、お店の人曰く「そんあに差はないですよ」との事。色味など視覚的要因によるものだろうか?
でも片手で持ち上げて苦にならないんですよね。試しに「Manba」を持ち上げると、
「お、重い」
フレームは同じなので、フロントサスペンションとホイールが要でしょうか?コンポはグレードが違えど、さほど差は無いと思うのですが、それでも500gは違うのかな?
軽量マニアではありませんが、自転車は軽いとこうも乗り味が違うという事をあらためて認識しました。
多摩地域は丘陵地帯。急峻な地形や未舗装の公園などがあって、MTBの試乗にはもってこい。
今回驚いたのはSRAMのシフター「X9」です。前回の「X-caliber」までの「X7」とはまるで別物ですね。剛性が高く、カチカチと変速がスムーズです。これならシマノに換装する必要はありません。
(まあ、前回の2店舗の「X-caliber」試乗は、整備不良の面もあったのですが。しかし乗り続けて「慣らし」が終わるころにあの状態ではやはり、そのような代物なのでしょう。
フロントサスの剛性によるものでしょうか?走っていて安心感があります。太いタイヤを履いていますが、特に巡航に苦になるようなものもありません。
もちろん、荒れ地に入っても、段差でもサスの性能と共に、この自転車の性能の高さにあらためて感心。
これまでの試乗で、本命は「Cobia」から「X-caliber」になりました。そして「Paragon」も有力です。
「Cobia」は14万、「X-caliber」は21万、そして「Paragon」は26.5万です。
内、「Cobia」と「X-caliber」はシフト周りをシマノのXT化する事にしているので、追加でおよそ2万。これは納車整備の際にパーツ交換してもらいます。
ただし、「Paragon」2010年モデルは完売となっています。あとは各地の自転車販売店の店頭在庫だけです。
ついでに「X-caliber」においては、平均身長170cm前後サイズの「17.5」が完売・・・。
今年は「X-caliber」に客が流れたのか、「Cobia」の在庫はまだまだ大丈夫だそうです。
今年もまだ半年も経っていないのに・・・。
リアタイヤギリギリのFディレイラーは機種を選びます。
まあ、翌年モデルの発表は9月くらいですから、メーカーもそろそろ生産調整を始めているようですね。
どうも、シマノの10速化がかなり影響しているらしいです。ゲイリーフィッシャー(トレック)に限らず、他のメーカーでも同様の動きがあるとか。
もっとも、ゲイリーフィッシャーの29erのクラスに、シマノのXTクラスが搭載される可能性は限りなく低いのですが(価格据え置きを前提にして)
先日SRAMが発表した「2×10」が、シマノの10速化を促したとも。SRAMのフロントダブルの搭載は個人的にありかな?とも思ったりしています。
あとはカラーリングの好みか?と思ったりもしますが、すでに2010年モデルは手に入りにくい状況になっています。
2011年モデルの発売を待つか、それとも店頭在庫を探し回るか?
2010年05月16日
トレックコンセプトストア・バイクプラス大宮で試乗「X-caliber」
バイクプラス大宮
〒330-0842 さいたま市大宮区浅間町2-329-2
TEL:048-658-0819
営業時間:11:00 〜 20:00
定休日:水・木(祝祭日の場合翌平日)
に行ってきました。もちろん目的は先週と同じ、ゲイリーフィッシャーの29erの試乗です。あと、琵琶湖一周で痛めた足も回復してきたので、ひさびさの運動も兼ねました。
このお店もトレックの専門店です。系列の店舗は「成城学園」と「多摩ニュータウン」にあります。
この大宮店にはハードテイル29erの最高峰「Paragon」(Superflyが上にありますが)の試乗車があるという事で、訪れたのですが・・・「Paragon」は多摩ニュータウン店の方にあって、今回も「X-caliber」となってしまいました。
どうも今年のゲイリーフィッシャーは「X-caliber」に力を入れているようですね。昨年まではあまりに地味で、仕入れる店も少なかったようですが、今年は「Cobia」に並ぶ爆発的なヒットだそうです。
お店には当初の本命だった「Cobia」が置いてありました。お店の人のご好意で、わざわざ撮影しやすい場所まで出してもらいました。
「X-caliber」とくらべると、やはりいろいろ違うようです。コンセプトがかなりシティライドに振られている事がわかります。
コンポも価格相当なものです。でも色はキレイです。一番ではないでしょうか?
(写真をクリックすると拡大します)
やっぱりSRAMのシフターはしっくりきません。慣れの問題もあると思いますが、インターフェイスはやはりシマノに交換しようと思います。
ゲイリーフィッシャーの29erは、超最高峰「Superfly」とシングルスピード「Rig Singlespeed」を除くと、「Paragon」「X-Caliber」「Cobia」「Manba」の4モデル。
4つのモデルのフレームは全て共通(Platinum Series 6066)です。
最下モデルの「Manba」も2010年からG2ジオメトリーになりました。
そうするとあとはコンポの違いです。
4つのモデルは大きく、2つのコンセプト・カテゴリーに分かれます。
「Paragon」「X-Caliber」はオフロード指向で、「Cobia」「Manba」はどちらかというとシティーライド、クロスバイクに寄った設定です。タイヤとハンドルバーの太さが違いますね。
一番の違いはフレームの次に重要なフロントサス。上位2モデルはエアサス式(Fox F80 RL)、下位2モデルはコイル式(Cobia:RockShox Tora SL/Manba:RockShox Dart 3)です。
※(訂正)Cobiaのサスもエアサス式でした。申し訳ありません。
次にブレーキも、上位は油圧式、下位は機械式。
コンポはSRAMが基本で、グレードによってコンポのグレードもあがります。ホイールのグレードも上がります。
コンポとホイールは交換できますが、G2ジオメトリーに専用設計されたフロントフォークは単体で手に入りません。
上を見るとキリがありませんが、一番バランスが良いのは「X-Caliber」だと分かってきました。しかし、「Cobia」との差7万をどう見るかですね。
今回はより深く比較の為に、26インチのMTBも試乗しました。こちらはTREKのフルサス「Fuel EX8」です。33万もするモデルです。
現在の使い道の中においては、リアサスの乗り心地は好きではないのですが、本格的なフルサスMBTは初体験でした。乗り比べると26インチは操作感が良いですね。しかも軽快です。コンポはシマノのXTとSLXでしたので、あらためてシマノへの換装を決意しました。
2010モデルでは「Paragon」が完売。国内に残っているのが全てらしいです。
「X-Caliber」は最多サイズの「17.5」が入荷未定だそうです。
「Cobia」はまだ多少はメーカーに在庫があるとの事。
う〜ん。また2011年モデルの登場を待つことになりそうです。
ゲイリーフィッシャー・オフィシャルサイト
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2010年05月09日
トレックストア六本木・GARY FISHER試乗
今日も晴天。ギラギラに照り返す暑さの中、ぶらりと六本木へ。
目的はトレックストアなるお店を知って、実車をいろいろと見てみたかったから。
六本木以外にも大坂や神戸六甲、福岡にありフラッグシップストア神戸が神戸須磨にあるそうです。
「トレックストア六本木」は、六本木ヒルズの一画にあります。
思ったよりも小振りな店構え。ブティックのような感じは良いですね。
店内は車体以外にも、ウェアやサングラス、最小限のグッズなどがシンプルに置いていますが、自転車そのもの展示はやはり少なかったです。
お店の中央奥にMTBコーナー。29erはお目当ての「Cobia」は無く、「Manba」と「X-Caliber」のみ。まあ、Cobiaは地元のショップにも置いてあるので、最近ちょっと気になりだしたX-Caliberが置いてあったのは幸いでした。
マットブラックの車体は写真で見るよりも迫力があるのですが、ちょっと重そうな雰囲気が漂い、色的にはCobiaの方が高級感がありますね。
車体をよく見ると、タイヤに泥が付いているではないですか。
もしや、と重い店員に尋ねると「試乗車」との事。「乗ってみます?」の問いかけに2つ返事で申込用紙を書き込みます。
サイズは私の体型に丁度よい「27.5」。六本木ヒルズの「けやき坂通り」を2周してきました。
(クリックすると画像が大きくなります)
最初に驚いたのはその軽さ。この価格帯で約12kgです。タイヤはこうして見るとブッ太いですね。ブロックパターンは小さいので町乗り仕様でしょう。
あまりのフロントの軽さに、出だしはみっともなくふらつきましたが、走りは軽快そのもの。加速も良いし、走っていて楽しい。
制動力も十分すぎで、Vブレーキの感覚で操作するとタイヤがロックして、キュキュッと。
このX-Cariberは油圧ディスクですが、Cobiaは機械式ディスクです。車体重量も若干Cobiaが重くなるとか。いろいろパーツを装着したら、14kgくらいになるでしょうか。
操作に今ひとつ慣れなかったのが、SRAMのシフターです。やぱりシマノの方が使いやすいです。この車体にはSRAMのX7が装着されています。CobiaはX5です。
メンテナンス調整が良くないのか、変速性能も今ひとつで、変速もぎこちなく、チェーンも安定せずガチャガチャ。
まあ、これはしっかりと調整すれば解決すると思いますが、やはりシマノに交換したいところです。
短い町乗りでは良くわかりませんでしたが、フロントサスもX-CariberとCobiaではだいぶ違うとの事。こればかりはリアルタイムで乗り比べてみないと分かりませんね。
夏までの購入に一つの目途が付いた感じですが、問題は自宅の保管場所をどうするかです。
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2009年09月16日
続MTB・・GARYFISHER 2010
GARYFISHER(ゲイリーフィッシャー)29erの2010モデルの情報が少しずつ出てきました。
昨日仕事帰りに立ち寄った自転車店で、GARYFISHER・2010年の販売店向けプレカタログを見せてもらいました。
ここ数年、お気に入り自転車の多くが、年を経るごとにカラーリングが好みと逆の方向へと、どんどん舵を切っていく中で、ゲイリーの2010年はいいですよどれも。かなりこれはマジになりそう。
全体的に渋めのカラーでハンドル廻りやシートが2009年の白を基調とした色使いからブラックパーツへと戻りました。これだけで交換するパーツが減りそうです。(先延ばしかな)
2010年の「MAMBA」は噂どおり、フロントフォークがG2になるようです。価格は未定ですが。ただ・・・・色がねぇ。これはパスです、実車を見ないとわかりませんが。
「cobia」は黒ではなく「ディープブルーパール」です。メタリックの入った濃紺ですね。これはかなり有りです。
2009年ではウォッチの対象では無かった「X-Caliber」です。中途半端な位置づけであまり売れないグレードです。21万円。
ただ、2010年のこれはかなり有りですよ。マットブラックにライムグリーンのアクセント。格好良すぎます。名前もいいではないですか。ただ、手を出すにはギリギリの価格帯です。
最後に「paragon」です。かなりこれも痺れるカラーですね。シルバー系にブルーのアクセント。シートポストまでのデザインはここを社外品に交換した場合どうなるかと思いますが、落ち着いた大人のモデルを意識しているようです。
2010年は白系が無くなったのが残念です。正確に言えばフロントシングルの「RIG」というモデルが白系なのですが、全体的に落ち着いたトーンがコンセプトの様です。
販売元はトレックという大きな会社なので、早期予約をしなければ手に入らないという事はありませんので、落ち着いて様子を見る時間はありそうです。
どうも最近、物欲をはき出すようなネタばかりで申し訳ありません。連休は旅にでる予定なので、そこで少しばかり良いコンテンツを書くことができればと思います。
2009年09月15日
MTB・・・GARYFISHER 2009
今一番注目しているのが、GARYFISHER(ゲイリーフィッシャー)の29erである。「にじゅうきゅういーあーる」では無く「トゥーナイナー」と呼びます。
29インチのホイールでは無く、27インチのホイールにブッといタイヤを履かせると直径が29インチになるからとのこと。これが結構いいらしい。
ただ、以前に700Cにセミブロックのタイヤを履かせて28インチに近いサイズのクロスバイクに乗っていたので、次ぎは”普通の26インチMTB”にしようと決めていたのだが、いろいろ調べる中で偶然この29erなるカテゴリーを知った。
このゲイリーフィッシャーというメーカーはまだあまり聞き慣れないが、かなりの有名どころで、社名はそのまま創業者の名前。そしてこの方、なんとMTBというものを始めて作った人であり、また29erを始めて世におくりだした人でもあるのだ。
そもそも今のMTB規格の26インチタイヤは、ゲイリー氏がMTBを作ったときに、たまたま周りに26インチの古タイヤが転がっていたから使っただけで、試行錯誤の研究の末に辿り着いたサイズではなかったというのだ。なに〜。
29インチにする事で、路面との接地面積が増えるのでトラクションは増し、登りでも前へ進みやすく、悪路で滑り難くなる。障害物に対してもタイヤの挿入角度が小さくなりますので乗り越えやすくなる。さらに高速巡航性・直進安定性が増すという。
いいこと尽くめではないか〜。
でも、欠点もあった。一般的にタイヤの径が大きくなると ライダーの乗車位置は必然的に高くなり足つきが悪い、また低速でのハンドリングも鈍いといった弊害もあった。しかしゲイリーフィッシャーはそこもクリアーした。BBの位置を下げて26インチモデルと同じ状態で乗れるように29er専用のフレームを設計。そ してライダーの動きを最小限に抑える重心バランスと高速での安定性を重視したジェネシスジオメトリーと言う技術をさらに発展させた「G2ジオメトリー」を考え出したのだ。
そう、ただ単にタイヤを大きくしただけでは無いのだ。それは実車のフレーム形状を間近で見ても分かることであった。
次ぎに、昨今のMTBの流行は”ルック車”に始まってフルサス一色だが、私はどうもサスに抵抗があった。もちろん見た目はフルサスの方がメカメカしくてカッコイイのだが、自転車の命は車体の軽さだと思うようになったので、当然フルサスは重い。もう一つは漕ぎ出しのパワーロスで、これは小径車のBD-1でそのデメリットを初めて学び、以後柔らかすぎるフレームも含めて悪い印象が刷り込まれてしまっていた。
しかし、最近のフルサスは軽量化が進んでいるというし、パワーロスの点もほとんど無いとか。必要な時に必要な運動を行うという頭のいいサスになっているらしい。さらに上りではリアタイヤのグリップを高めて登りやすいという。(上級モデルに関しては)
この”上級モデル”がくせ者で、ではどのくらいかと言えば、まあ、30万以上ですな。50万もだせば”そこそこ”のレベル。私には買えません。しかも最近のMTBは使用目的によってフレーム種類、サスペンションのストローク量が細分化しすぎていて、ます使用環境・目的を問われると答える事ができないし、泥だらけになって里山を走る気も今のところ無い。
ハードテイルで決定。次ぎにフレームの素材であるが無難にアルミでいくことに。クロモリ(鉄)の良さも否定しないし、カーボンに至っては安くなったとはいえ、手に届くグレードのそれは、アルミと大して変わらない重さであった。また取扱に神経を使いそうなだけにメリットは薄い。そもそも自転車で一番重い部品は実はゴムのタイヤで、次ぎにホイール、コンポーネントの準である。
ちなみにゲイリー以外にもいろいろと悩ます候補はあった。
キャノンデールの片手持ちのフォークはビジュアルだけでもインパクトがある。
やっぱりキャノンデール、自転車で片手持ちのプロアームかっこいい!でも高い!一番下のモデルはハードテイルだが色形が気に入らない。あと、私の出入りしている自転車店での取扱が無い。MTBの工芸品とも言われるKLEINはハンドメイドな造りで値段も良心的だが色使いが・・・さらに、このブランドは今年で無くなるとの事。
知名度は低いものの、実戦では実力派でデザインも特異なアイアンホース。フルサスだが、いずれにしてもサイズが無かった。
KLEINやゲイリーの親会社であるトレックは世界有数の大メーカーだが、どうもホームセンターで売っているイメージがつきまとう。
名前の無骨さと、MTBの生みの親であるという、出生の良さでゲイリーのポイントは高い。
さて、ゲイリーのモデルはそのカテゴリーごとにフレームは全て共通である。よって29erも上は26万から最下グレードの10万までみな同じフレームだ。違うのはパーツだけ。
では、どのあたりを目指すか。ゲイリーはスラムのコンポを多様しているし、後々コンポを含めパーツをカスタマイズする事を考えると、最下グレードの方が結果的に支出は少ない。
一応MTB初心者だし・・・・。
PARAGON
あとは色だけである。色でいうと最上級26万・白の「PARAGON」か、2009年から新たに追加された14万・シルバーの「COBIA」。これがかなりの爆発的ヒットだったとか。まあ、価格と内容のバランスが良いし、なにより最下グレードである10万・青の「MAMBA」は唯一、フロントサスがG2では無く、パーツもしょぼすぎるので4万の差であれば皆「COBIA」を選ぶだろう。
そもそも「MAMBA」が問題である。え〜。あれほど29erのG2ジオメトリーを声高々に謳っていたのにである。
COBIA
よってターゲットは「COBIA」にしぼられた。しかし、サイズが無かった。2009年は終了。ん〜。
今店にあるのは鮮やかな青の「MAMBA」だけ。まあ色は悪くないが、パーツ系はいいとして、フロントサスがな〜。G2のサスは手に入りにくいと言うし、どうせ交換するにしても、軽く上の「COBIA」との差を越えてしまう。
まてよ・・・。そもそもG2と普通のサスの違いが分かるのか? 10万円のこの自転車を乗り潰して(ある程度乗って、里子に出して)上のモデルに乗り換えれば、その違いを学ぶことができるのではないか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし決めた!!
MAMBA
が、時すでに遅く、すべて完売してしまった。正直ほっとした。おかげで2009年の散財はまぬがれる事ができた。また聞くところによると2010年モデルでは「MAMBA」もG2のサスになるそうではないか。オンダフォーク化したピナレロのFP1のように。危なかったぜ・・・。
よし、目標は2010年モデルだ。あとは、カラーリングが気になるところである・・・。